開講学期 Course Start |
2013年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 情報システム学コース コンピュータ知能学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 ,演習(グループ学習) |
授業科目名 Course Title |
技術者倫理 (コン知能コース) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
金木則明 鈴木幸司 |
教員室番号 Office |
V513 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5426 |
連絡先(E-mail) |
kaneki@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜日 11:00〜11:55 |
授業のねらい Learning Objectives |
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 技術者倫理に関する基本的な概念を理解し,技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解することができる。(理解力) 30% 2. 多岐の分野におよぶ技術者倫理を継続的に学習し,総合的に技術者倫理を理解することができる。 (継続学習能力)10% 3.現実的な事例における倫理的な問題をとおして,個人はもとよりグループで協力して問題解決に当たることができる。(問題解決能力) 30% 4.技術者倫理をとおして,分析力、調査力などのスキルを身につけることができる。(分析調査能力) 30% |
授業計画 Course Schedule |
総時間数:22.5時間 1週 シラバスの説明、技術者倫理の必要性 2週 倫理は怖くない 3週 情報系の技術者倫理 4週 ヒューマンエラー 5週 電気系の事例研究 6週 企業倫理 7週 生命倫理 8週 内部告発 ギルベインゴールド 9週 ギルベインゴールドの討論 10週 事例研究、 技術者倫理学習のスキル 11週 グループ討論 12週 グループ討論 13週 グループ討論 14週 発表会 15週 発表会 |
教科書 Required Text |
北海道技術者倫理研究会編 「オムニバス技術者倫理」 共立出版 講義中に配布するプリント類 |
参考書 Required Materials |
・ 札野順著「改定版 技術者倫理」日本放送出版協会 (2400円)# ・ウィットベック「技術倫理 1」みすず書房(2800円)# ・杉本泰治,高木重厚「大学講義 技術者の倫理 入門 第4版」丸善(1700円)# ・中村収三「新版 実践的工学倫理」化学同人(2000円)# ・佐伯昇/杉本泰治「技術倫理 日本の事例から学ぶ」丸善(2000円) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
レポート40%,グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60%以上を合格とする。 単位認定には定期試験の受験が必要である。 |
履修上の注意 Please Note |
・ コンピュータ知能学学コース学生に限る。 ・ インターネット、パソコンの基本技術が必要です。 ・ 履修には出席率(=出席回数/講義回数)80%以上が必要。 ・ 不合格者は再履修すること。 ・ 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 ・ 再試験は行わない。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
・ 講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。 ・ 授業は1クラス制(大教室)と2クラス制(中教室)で実施しますので,毎時間の教室の確認をしてください。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
JABEE学習・教育目標1(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解(技術者倫理)の達成に寄与する。 情報電子工学系学科の情報システム学コースとコンピュータ知能学コースの教育目標に対応している。学習・教育目標:人[社会的視点] 社会的・国際的視点に立って考える能力を身につける。 および、技術者「技術者倫理] 環境と社会に対する技術者の責任意識を身につける。 |
関連科目 Associated Courses |
現代社会と情報工学、情報工学PBL:表現技術、卒業論文 |
備考 Remarks |
外部講師紹介 ○眞嶋俊造(北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター・准教授) ○竹中章二(東芝・首席技監) |