開講学期
Course Start
2013年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
情報システム学コース
コンピュータ知能学コース
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
言語処理系論
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
須藤秀紹
教員室番号
Office
V616
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5400(内線5431)
連絡先(E-mail)
E-mail
suto@csse.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月:16:30〜17:30(V616で対応)
授業のねらい
Learning Objectives
オートマトンの仕組みと基本的な理論について学ぶ.
到達度目標
Outcomes Measured By:
・有限オートマトン,プッシュダウンオートマトン,チューリングマシンなど,言語処理の基礎について理解する(50%)
・有限オートマトン,プッシュダウンオートマトン,チューリングマシンの特性の違いについて説明できる(25%)
・アルゴリズムに応じた状態遷移グラフが描ける(25%)
授業計画
Course Schedule
総授業時間;22.5時間
 1週目:ガイダンス,講義の目的・概略〜プログラミング言語とその処理
 2週目:オートマトンの概略
 3週目:数学的な知識の確認(本講義で必要になる集合やグラフといった数学の知識の確認)
 4週目:形式言語,正規表現
 5週目:有限オートマトン1(決定性有限オートマトン)
 6週目:有限オートマトン2(非決定性有限オートマトン)
 7週目:有限オートマトン3(空動作をもつ有限オートマトン)
 8週目:有限オートマトン4(決定性有限オートマトンと非決定性有限オートマトンの関係)
 9週目:プッシュダウン・オートマトン1
10週目:プッシュダウン・オートマトン2
11週目:プッシュダウン・オートマトン3
12週目:チューリング機械1
13週目:チューリング機械2
14週目:まとめ,演習問題
(15週目:定期試験)
教科書
Required Text
馬場則夫 他著
コンピュータ情報処理の基礎と応用
共立出版
2,800円+税
ISBNコード: 978-4-320-12249-9
参考書
Required Materials
・エイホ他 著「コンパイラ」培風館(6525円)
・レイワード・スミス 著「コンピュータ・サイエンスのための言語理論入門」共立出版株式会社(2415円)
・佐々政孝著「プログラミング言語処理系」岩波書店 (5040円)
・富田悦次/横森貴 著「オートマトン・言語理論」森北出版(2800円+税)
 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
・定期試験
・100点満点で60点以上を合格とする.
履修上の注意
Please Note
・C言語など、なんらかのプログラミング言語を理解していること.
・不合格者は再履修してください.
教員メッセージ
Message from Lecturer
・言語処理系に関する知識は,コンパイラの設計時にはもちろんのこと,効率の良いプログラムデザインのためにも必要となります.
・頭を柔らかくしてのぞんで下さい.
・休まず講義に出席すれば容易に理解できるはずです.
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
・この授業科目は情報電子工学系学科の情報システム学コースとコンピュータ知能学コースの学習目標のうち以下の項目に対応している.
情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける.
関連科目
Associated Courses
・「プログラミングA」,「情報工学演習B」, 「情報工学演習C」,「データ構造とアルゴリズム」,「計算機システム」など.
備考
Remarks