開講学期
Course Start
2013年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
応用理化学系学科
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
レーザー工学 (前半8週)
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
宮永滋己
教員室番号
Office
Y-201
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5530
連絡先(E-mail)
E-mail
miyanaga@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
木曜日 16:00〜18:00
授業のねらい
Learning Objectives
 近年様々な分野で、レーザーを用いたコヒーレント光学を基礎とする光技術・光情報処理技術が利用されている。本講義では、応用光学で学習した事項を基礎に、光源としてのレーザーの基礎・発振原理およびレーザビームの性質とその応用などについて講義する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1)一般の光源とレーザー光の違いを知る(知識力)
(2)レーザー(光の発振器)の原理を理解する(理解力)
(3)レーザーの発振条件やレーザー光の伝搬特性の計算ができる(計算力)
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):12時間(1.5時間/週x8週)
1週目  シラバスの説明
      自然光・レーザー光の性質と光のコヒーレンス
2,3週目 自然放出と誘導放出−エネルギー準位とレート方程式
      反転分布とポンピング
4,5週目 光共振器(ファブリ−ペロー共振器)の基礎
      レーザー発振の原理−発振条件や出力特性など
6,7週目 ガウスビームの伝搬特性とレーザーの応用
8週目  試験

 適宜プリントを配布し,演習等を行うので予習,復習をしておくこと。
教科書
Required Text
なし
参考書
Required Materials
A. Yariv著(多田邦雄・神谷武志訳)「光エレクトロニクスの基礎」(丸善) #
J. Wilson & J. F. B. Hawkes著(清水忠雄監訳)「レーザ入門−基礎から応用まで」 (森北出版) #
大津元一著「入門レーザー」(裳華房)
 
教科書・参考書に関する備考 なし
成績評価方法
Grading Guidelines
定期試験(100点満点)で評価し、60点以上を合格とする。再試験は実施しない。

履修上の注意
Please Note
適宜復習はするが、以下の項目については、ある程度の基礎知識を前提として授業を進める。
(1)数学(ベクトル解析・行列・微分方程式・複素関数など)
(2)電磁気学(双極子・物質中の電磁場・マックスウェル方程式など)
(3)量子力学(エネルギー準位・準位間遷移確率など)
(4)光学の基礎(電磁波としての性質)
教員メッセージ
Message from Lecturer
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業の単位修得は、付随的に
 応用物理コースの学習目標:(F)応用物理専門能力
 JABEE基準:1(1)の(d)-(2a)専門分野の専門能力
の修得に関与する。
関連科目
Associated Courses
この科目の履修にあたっては、3年前期開講の応用光学を履修しておくことが望ましい。
備考
Remarks
なし