開講学期
Course Start
2013年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
応用理化学系学科応用物理コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義と演習
授業科目名
Course Title
応用力学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
後藤龍彦
教員室番号
Office
教員室なし
連絡先(Tel)
Telephone
連絡先(E-mail)
E-mail
goto@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
授業のねらい
Learning Objectives
「固体の力学」で学んだことを比較的簡単な構造要素に適用し、材料に外部から力やモーメントが負荷された場合、内部にどのような応力やひずみが発生し、これが材料の破壊といかに結びつくかを理解させ、より実技的観点から材料の力学的評価に対する考えを把握させる。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.国際単位と工学単位を使いこなすことができる。
2.応力やいずみ、弾性係数等の基本的な定義を理解し、使用できる。
3.ねじりモーメントとせん断応力の関連を理解できる。
4.はりのせん断力図と曲げモーメント図を描くことができる。
5.はりの曲げ応力とたわみ曲線を求めることができる。
6.材料内に生じる応力と強さとの関連が理解できる。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間)24時間
第1週  シラバスの説明(授業の進め方、成績評価)
第2週  国際単位、応力・ひずみ・弾性係数等(復習)
第3週  棒材の引張と圧縮(段付き・組合せ・吊り下げ等)
第4週  ラーメン構造とトラス構造
第5週  ねじりモーメントとせん断応力
第6、7週  片持ちはりのせん断力図と曲げモーメント図
第8、9週  単純はりのせん断力図と曲げモーメント図
第10、11週  図心、断面一次モーメント、断面二次モーメント
第12週  曲げ応力(片持ちはり)
第13週  曲げ応力(単純はり)
第14,15週  たわみ角とたわみ曲線
(第16週目  定期試験)
 毎週、小テストを課しますので、予習しておくこと。また小テスト内容を中心に復習を心がけること。
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
中川秀太郎編著「材料力学入門」大河出版等 
教科書・参考書に関する備考 教科書はありません。授業中に配布するプリントに沿って授業を行う。
成績評価方法
Grading Guidelines
100点満点で定期試験80点、授業中に実施する小テスト20点の割合で評価し、合計60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
出席率70%未満で定期試験の受験資格なし。
教員メッセージ
Message from Lecturer
「固体の力学」を履修し、弾性体についての基礎知識を有しておくこと。
配布プリントだけでは、理解することは難しく、授業中演習も多く行いますので、必ず授業に出席することが必要です。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業の単位修得は、JABEE基準(d)-(2a)に対応している。コースの学習・教育目標の、(F):応用物理専門能力に対応している。
関連科目
Associated Courses
この科目の履修にあたっては,2学年前期開講の「固体の力学」を履修しておくことが望ましい。
備考
Remarks