開講学期
Course Start
2013年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
応用理化学系学科応化コース及びバイオシステムコース
対象学年
Year
3年次
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
水圏生物科学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
日比野 政裕
教員室番号
Office
Y301
連絡先(Tel)
Telephone
46-5771
連絡先(E-mail)
E-mail
hibino(at)mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月曜日 9:30-10:25,火曜日 9:30-11:00
授業のねらい
Learning Objectives
水圏は生命誕生の場である。現在では、生命現象を理解するには細胞に注目する必要があると認識されている。われわれ自身が細胞でできているのだし、食べ物も細胞である。さらには、この世界を住める場所にしているのも細胞である。細胞の生物学の理解は、自分自身を理解し、自分の健康に気を配り、食糧供給を管理し、絶滅寸前の生態系を守るために必要な知識の一つである。本講義では、生命の単位である細胞の基本原則についての理解を深める。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.膜構造について理解する。(25%)
2.膜輸送について理解する。(25%)
3.代謝について理解する。(25%)
4.細胞小器官と細胞の情報伝達について理解する。(25%)
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):24時間
  第1週 はじめに
  第2週 細胞とは(1章)
  第3週 細胞の化学成分(2章) 
  第4週 膜の構造:脂質二重層(11章)
  第5週 膜の構造:膜タンパク(11章)
  第6週 膜輸送:原理とその機能(12章)
  第7週 膜輸送:イオンチャネルとシグナル伝達(12章)
  第8週 細胞とエネルギー:糖と脂肪の分解と利用(13章)
  第9週 細胞とエネルギー:代謝の調節(13章)
  第10週 ミトコンドリア(14章)
  第11週 葉緑体(14章)
  第12週 細胞内区画(15章)
  第13週 細胞内輸送(15章)
  第14週 細胞間シグナル伝達の一般原理(16章)
  第15週 Gタンパク共役型受容体(16章)
  第16週 定期試験
  ・適宜、演習等を実施するので予習・復習を心がけること。
教科書
Required Text
「Essential細胞生物学 原書第3版」 アルバーツ他著 南江堂
参考書
Required Materials
「細胞の分子生物学 第5版」 アルバーツ他著 ニュートンプレス (附属図書館蔵) 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
100点満点の定期試験で評価する。60点以上を合格とする。
各到達度目標は定期試験において問題を出題し,達成度を評価する。
履修上の注意
Please Note
講義の進行時期や項目内容等は教科内容の習熟度合い等により変更する場合がある。不合格の場合再履修すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
質問があれば、気軽に研究室を訪ねてください。全ての教科は講義だけでなく予習と復習が行われることを想定しています。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
応用理化学系学科バイオシステムコースの教育目標B-2(専門的知識-化学工学)の達成に寄与する。
関連科目
Associated Courses
基礎化学、生命科学、生化学A、生化学B、遺伝子工学
備考
Remarks