開講学期 Course Start |
2013年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
機械力学U |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
松本大樹 |
教員室番号 Office |
B207 |
連絡先(Tel) Telephone |
46-5334(松本大樹) |
連絡先(E-mail) |
h_matsuアットマークmmm.muroran-it.ac.jp(松本大樹) |
オフィスアワー Office Hour |
火曜日 16:00〜18:00 (松本) |
授業のねらい Learning Objectives |
機械が動くと,必ず動力学の問題が生じる。機械力学(Dynamics of Machinery)は機械の運動をその原因である力に基づいて明らかにしようとする学問である。本講義では,機械の動力学の中でも振動問題に重点を置き、その解明のために必要な基本的な手法を学ぶ。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.強制振動(過渡振動、危険速度)を理解すること 2.2自由度系の振動を理解できること。 3.ラグランジュの運動方程式を利用できるようになること。 4.多自由度系の振動を理解できること。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間);24時間 第1週 1自由度系の振動の復習 第2週 振動伝達と防振 第3週 一般外力による振動(過渡振動) 第4週 ラプラス変換による振動解析 第5週 回転体の危険速度 第6週 ラグランジュの運動方程式 第7週 ラグランジュの運動方程式の利用 第8週 2自由度系の自由振動(ばね質量系) 第9週 2自由度系の自由振動(ねじり系) 第10週 2自由度系の自由振動(車体系1) 第11週 2自由度系の自由振動(車体系2) 第12週 2自由度系の強制振動(不減衰系) 第13週 マトリクス振動解析(自由振動) 第14週 マトリクス振動解析(3自由度系の例) 第15週 マトリクス振動解析(モード座標) 第16週 定期試験(1週) 理解を深めるための小テストを行うことがありますので、復習をしてください。 |
教科書 Required Text |
「機械振動学」 岩田佳雄,佐伯暢人,小松崎俊彦 数理工学社 定価(2500円 + 税) |
参考書 Required Materials |
「専門基礎ライブラリー 機械力学」 金原粲,末益博志,金原勲,青木義男,荻原慎二,久保光徳,実教出版( 定価\1800+tax) # 「機械振動」 亘理 厚著 丸善 # 「機械力学」 原 文雄著 裳華房 定価(3500円+税) # 「機械振動学」 末岡淳男,金光陽一,近藤孝広著 朝倉書店 定価(3400円+税) # 「演習機械振動学」 佐藤秀紀,岡部佐規一,岩田佳雄著 サイエンス社 定価(1800円+税) # 「機械工学のための振動・音響学」 鈴木浩平,西田公至,丸山晃市,渡辺 武著 サイエンス社 定価 |
教科書・参考書に関する備考 | 教科書の他に適宜プリントを配布する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
試験の成績によって評価する。100点満点中60点以上を合格とする。出席率が実施授業回数の2/3に満たない学生は再履修となる。 |
履修上の注意 Please Note |
・履修要件 解析I,解析II,工業数学,物理学Aを理解していること。 ・不合格者には再試験を行い、100点満点中60点以上を合格とし、上記と同じ評価点とする。再試験に不合格の場合には再履修をすること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (C) 工学専門知識の修得 ・機械工学に関する専門知識を駆使して、工学システムにおける課題を解決できる。 ・エネルギー・環境、ものづくり、ロボットに関する技術的課題に挑むことができる。 |
関連科目 Associated Courses |
・この科目を必要とする科目 振動・騒音 制御工学 ダイナミックシステム設計学 |
備考 Remarks |