開講学期 Course Start |
2013年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 機械航空創造系学科 |
対象学年 Year |
夜間主コース 3年 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義と演習 |
授業科目名 Course Title |
線形システム論 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
梶原 秀一 |
教員室番号 Office |
未定 |
連絡先(Tel) Telephone |
内線:未定 |
連絡先(E-mail) |
未定 |
オフィスアワー Office Hour |
月10:00-11:00 (期間中に変更する場合がある) |
授業のねらい Learning Objectives |
線形システムの挙動を記述する微分方程式の基本的事項を理解し, モデル化,行列演算,安定性評価等を理解・習得する. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.線形システムの挙動を記述する微分方程式の基本的事項について理解する.(40%) 2.行列演算に基づくシステム応答について理解する.(40%) 3.システムの安定性,可制御性・可観測性について理解する.(20%) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数は15週間で,22.5時間である. 第1週 システムと状態方程式について(1) 第2週 システムと状態方程式について(2) 第3週 行列と行列関数(1)ベクトル空間と変換, 固有値と固有ベクトル 第4週 行列と行列関数(2)モード行列と行列の対角化, 重複固有値とジョルダン標準形 第5週 行列と行列関数(3)行列関数 第6週 状態方程式に基づく安定性 第7週 中間試験 第8週 中間試験解答,リアプノイフの安定定理(1) 第9週 リアプノイフの安定定理(2) 第10週 可制御性について(1) 第11週 可制御性について(2) 第12週 可観測性について(1) 第13週 可観測性について(2) 第14週 復習 第15週 定期試験 |
教科書 Required Text |
汐月 哲夫 (著) ,線形システム解析,コロナ社(2011/3/18),ISBN-10: 4339033197 |
参考書 Required Materials |
小郷 寛,美多 勉,システム制御理論入門,実教出版株式会社 橋本 洋志,石井 千春,小林 裕之,大山 恭弘,Scilabで学ぶシステム制御の基礎,オーム社 |
教科書・参考書に関する備考 |
講義「線形代数」で使用している下記の教科書を持参のこと. 桂田 英典, 千吉良 直紀 他著,線形代数 ,学術図書出版社,2008(ISBN-10: 478060110X) |
成績評価方法 Grading Guidelines |
中間試験 50%,期末試験50%に配分した計100点満点の成績評価を基準とするが,場合によってレポートの評価点についても成績に反映させ,最終的な成績評価を行う. 再試験は行わないため,不合格者は再履修のこと. |
履修上の注意 Please Note |
線形代数,解析A・B を受講しておくこと. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
線形システム論は離散時間システム及び連続時間システムのモデル化, モデル化によって得られる差分方程式と微分方程式の解の性質を学ぶことによって, 実際のシステムの挙動を解析したり, 好ましい挙動を得るためのシステム設計の基本を習得する授業科目である. 本講義では主に行列演算に焦点を当てて進めていく. 授業の復習を必ず毎回行うこと.また,課された課題については必ずレポート提出すること. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
情報技術者としての情報基礎 |
関連科目 Associated Courses |
ディジタル信号処理,確率・統計,解析A,解析B,線形代数 |
備考 Remarks |