開講学期
Course Start
2013年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
情報システム学コース
コンピュータ知能学コース 
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
計算機システム
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
岡田吉史
教員室番号
Office
V402
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5408
連絡先(E-mail)
E-mail
okada<@>csse.muroran-it.ac.jp (<@>を@に替えて下さい)
オフィスアワー
Office Hour
木曜日 16:00 - 17:00 (V402)
授業のねらい
Learning Objectives
計算機のアーキテクチャとその構成に必要なハードウェア技術、構成方式に関する基礎知識を学び、計算機ハードウェア技術の変遷、計算機アーキテクチャ、メモリ階層技術と仮想記憶方式、高速処理技術などについて理解する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.コンピュータの基本機能と構造を理解する。
2.コンピュータでの情報表現と単位を理解する。
3.コンピュータの性能評価法を理解する。
4.命令セットアーキテクチャを理解する。
5.メモリアーキテクチャを理解する。
6.入出力アーキテクチャを理解する。
7.プロセッサアーキテクチャを理解する。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):90分×15=1350時間

1週目 シラバス説明、計算機システムとは何か
2週目 コンピュータの歴史と役割
3週目 コンピュータでの情報表現:情報の単位、数値・文字の表現
4週目 コンピュータでの情報表現:演算方式
5週目 コンピュータの性能:評価の尺度と方法
6週目 コンピュータアーキテクチャの概要
7週目 命令セットアーキテクチャ:命令形式、アドレッシング
8週目 メモリアーキテクチャ:キャッシュの方式と構成
9週目 メモリアーキテクチャ:キャッシュの性能
10週目 メモリアーキテクチャ:仮想記憶
11週目 入出力アーキテクチャ:割り込みと入出力制御
12週目 入出力アーキテクチャ:バスと入出力装置
13週目 プロセッサアーキテクチャ:パイプライン方式
14週目 プロセッサアーキテクチャ:パイプライン命令制御
15週目 定期試験
教科書
Required Text
内田啓一郎、小柳 滋、「IT Text コンピュータアーキテクチャ」オーム社、2800円
参考書
Required Materials
柴山潔,「改訂新版コンピュータアーキテクチャの基礎」近代科学社
成田光彰 訳,「コンピュータの構成と設計(上,下) 第3版」,日経BP社
堀 桂太郎,「図解 コンピュータアーキテクチャ入門」,森北出版 
教科書・参考書に関する備考 講義資料を以下のWeb siteで配布するので、各自で印刷して持参すること。
http://cbrl2.csse.muroran-it.ac.jp/
上記サイトで、左メニューの「講義資料」をクリックし(ユーザ名とパスワードが必要)、「計算機システム」をクリックする。
成績評価方法
Grading Guidelines
定期試験(100点満点)の点数が60点以上を合格とする。
定期試験の不合格者に対して再試験を1度に限り実施する。
ただし再試験で合格した者は成績の上限を「可」とする。
履修上の注意
Please Note
(1) 授業は、毎回必ず出席すること。
(2) 講義資料を各自で印刷して持参すること(ただし演習室など学内での印刷は不可)。
(3) 授業中に演習問題を課すことがある。
(4) 不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
情報工学を学ぶ上で計算機システムを理解していることは必須の条件であるので,予習・復習を怠らずにしっかり勉強すること。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業科目は、情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している。
情報技術者:「情報システム」−基礎知識と構築・運用能力を身につける。
関連科目
Associated Courses
この科目は、2年次後期開講の「オペレーティングシステム」3年次開講の「組込みシステム」の基礎になるものである。
備考
Remarks