開講学期 Course Start |
2013年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 情報システム学コース コンピュータ知能学コース |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義演習 |
授業科目名 Course Title |
データ構造とアルゴリズム |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
塩谷浩之 |
教員室番号 Office |
V605 |
連絡先(Tel) Telephone |
内線5436 |
連絡先(E-mail) |
shioya(at mark)csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜11:00-12:00 (期間中に変更する場合がある) |
授業のねらい Learning Objectives |
情報工学・科学に入門するための基本的なアルゴリズムとデータ構造について紹介し,アルゴリズムの基本設計,データ構造の設定などについての基本的な知識と運用方式を学ぶことをねらいとしている. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
プログラム言語に依存しない一般的概念としてアルゴリズムを理解し,講義で扱う基本的なアルゴリズムについて,その計算量や設計などを 理解し応用できる.特徴的なデータ構造について理解し,運用方法を身に付ける. |
授業計画 Course Schedule |
1.ガイダンス,データ構造とアルゴリズム入門 1.1 2.アルゴリズムの基礎概念,計算量 1.2, 1.3 3.基本的なデータ構造:スタック・キュー 2.1,2.2 4.基本的なデータ構造:リスト 2.3 5.単純な整列手法 選択法・挿入法・バブルソート 3.1, 6.単純な整列手法の解析 3.2 7.高速な整列手法1 3.3 8.高速な整列手法2 3.3 9.集合と探索,逐次探索法 4.1, 4.2 10.集合と探索,2分探索法1, 4.3 11.集合と探索,2分探索法2, 4.3 12.文字パターン照合,グラフと表現 5.1〜6.1 13.難しい問題への対応 7.1〜 14.データ構造とアルゴリズム総論・演習 15..定期試験 |
教科書 Required Text |
教科書:「あるごりずむ」広瀬貞樹著,近代科学社 (必ず用意すること) |
参考書 Required Materials |
・アルゴリズムイントロダクション1 数学的基礎とデータ構造 近代科学社 T.コルメン・C. ライザーソン・R. リベスト 著,浅野哲夫 他 訳 ・アルゴリズム 第1巻,第2巻,R.セジウィック著 (野下他共訳) 近代科学社 |
教科書・参考書に関する備考 |
データ構造とアルゴリズム,アルゴリズム基礎などのう題目の書籍は多数あります. 多くが参考になるはずです. |
成績評価方法 Grading Guidelines |
試験にて評価する.100点満点で60点以上を合格とする.60点未満を不合格とする. 定期試験を受験した学生で,定期試験を受け,40点以上で不合格になった学生に 対してのみ,再試験を実施する。 |
履修上の注意 Please Note |
情報電子工学系の1年次の専門科目を全て習得していること. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
自分でプログラム設計をするには,アルゴリズムの理解は不可欠です。 情報の基幹科目ですので,楽に分かろうとしないで,真に理解するように 根気強く頑張ってください。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している. [コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける。 |
関連科目 Associated Courses |
離散数学,情報工学演習Bを修得していること. この科目の内容は,後期に実施される ファイルとデータベースなどの科目につながる. |
備考 Remarks |
この授業では,アルゴリズムの「計算量」を主に学びます.計算量とは, 情報科学において,計算を理論的に解析するための重要な基礎概念であり, 情報技術者になる者にとっても大事な理論的道具です. |