開講学期 Course Start |
2013年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
集中講義 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 航空宇宙システム工学コース |
対象学年 Year |
4年次 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
集中講義(講師の都合により、5月〜6月の間の4回に分散して実施予定(授業計画参照) |
授業科目名 Course Title |
航空宇宙工学特別講義C |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
杉山 隆俊、 宮坂 明宏(窓口教員:上羽 正純) |
教員室番号 Office |
B202(上羽) |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5346(上羽) |
連絡先(E-mail) |
ueba@mmm.muroran-it.ac.jp(上羽) |
オフィスアワー Office Hour |
火曜日:13:00〜15:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
航空宇宙システムは、様々な要素技術より構成されており、現代社会において必須の情報通信インフラとなっているワイヤレス通信及び環境エネルギー技術で重要な熱制御技術も必須の技術である。 本講義においては従来のメカトロニクスを超えた上記2分野の技術にして紹介を行い、システム的素養の育成を図る。 前半は衛星通信システムについて、まず、電波伝搬・アンテナ・変復調等の衛星通信を構成する無線方式の 基礎技術について詳しく解説し、そののち、技術が適用されている衛星通信の実運用システムとサービス内容を紹介する。これにより衛星通信の基礎的な技術を身につけ、それらの技術が実運用システムへどのように適用されているかを理解することを目的とする。後半は地上とまったく異なる熱現象が発生する衛星に搭載機器での熱制御技術を紹介する。まず、衛星熱設計の基礎知識を解説するとともに、熱制御技術の代表例であるヒートパイプ技術について紹介する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
(1) 衛星通信システムにおける課題を理解し、研究開発とサービスの関係を把握すること。 (2)宇宙空間における熱制御技術の重要性を理解し、地上産業における熱の扱いへの洞察を得ること。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間 11時間15分 担当:杉山 第一回 (5月10日(金) 6〜8時限) 衛星通信の概要と基礎技術 第二回 (5月24日(金) 5〜8時限) 衛星通信システムとサービスの現状 担当:宮坂 第三回 (6月14日(金) 5〜8時限) 衛星搭載機器の熱制御基礎技術 第四回 (6月28日(金) 5〜8時限) ヒートパイプ技術と衛星熱設計解析 なお、実施日は講師の都合により変更することもある。 |
教科書 Required Text |
なし |
参考書 Required Materials |
なし |
教科書・参考書に関する備考 | 担当教員より適宜資料を配布することがある。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
各講師毎に出される課題についてレポートを提出。 上記レポートの評価の単純平均を行い、合計100点のうち、60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
再試験は行わない。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
際の産業界において活躍する研究者・技術者より、地上で扱われているワイヤレス通信および熱技術が航空宇宙システムでどのように扱われているかを把握できる有用な講義である。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この科目は機械航空創造系学科航空宇宙工学コースの学習・教育目標の(B): 航空宇宙システム工学分野に必要な様々な知識,技術の習得 に対応する。 |
関連科目 Associated Courses |
航空宇宙工学特別講義A,B,D |
備考 Remarks |