開講学期
Course Start
2013年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科
対象学年
Year
4
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義形式
授業科目名
Course Title
知的所有権 (機械コース)
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
三井 良一
教員室番号
Office
(窓口:風間,B319)
連絡先(Tel)
Telephone
(窓口:風間,0143-46-5349)
連絡先(E-mail)
E-mail
(窓口:風間,kazama@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー
Office Hour
(窓口:風間,(月)16:30-17:30)
授業のねらい
Learning Objectives
国際化社会の中での知的財産権の趣旨と意義の理解を図り、併せて関連法規に頻出する用語と法規が求める合理的諸手続きについて理解することを目的とする。また、各知的財産法(特許法)に関する解説と演習を通して、産業界における技術開発および知的財産の役割の一端を理解し、出願明細書等の構成や主要な要点を理解することを目標とする。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1. 法律用語の理解 (20%)。
2. 知的財産権の趣旨と意義を理解すること(50%)。
3. 興味ある分野に関連する特許を検索できること(30%)。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):12時間
1週目 シラバスの説明、今何故知財なのか?
2週目 知的財産権の概要:発明とは、著作権とは、商標とは。
    特許権を中心に実用新案権、商標権、意匠権、著作権などの概要
を紹介する。
3週目 発明の創造から権利化まで
    特許創造、権利の範囲、権利の執行、独占実施権について概要を
    説明する。
4週目 特許に戦略が必要な訳
    企業における特許の位置づけ、特許戦略の必要性を説明する。
5週目 特許明細書:技術文書として
    特許明細書が技術文書として大切であることを説明し、特許明細
書の読み方、書き方などを説明する。
6週目 著作権、特許調査
「著作権とは」、「何故著作権が必要か」などを説明する。
特許調査方法や、特許調査でわかることを説明する。
7週目 演習: テーマに沿ってインターネットによる特許検索を行う。
8週目 定期試験
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
 
教科書・参考書に関する備考 教科書は、特に指定しない。(教師側で用意します) 
参考書は、特に指定しない。
成績評価方法
Grading Guidelines
定期試験・レポートによる。100点満点中、60点で合格とする。
出席の2/3以上を原則とする。
履修上の注意
Please Note
授業計画の進行は、内容の習熟度合いにより変更する場合がある。
教員メッセージ
Message from Lecturer
新聞の経済面に興味を持って目を通す習慣が出来ることを希望する。
企業における特許の重要性などを経験も含め、伝える。
予復習等、授業時間外の学習も必要。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
物づくりの周辺で行われている知識管理を学習することにより、機械システム工学科で学習した科学技術の活用範囲等を広く理解し、技術者科学者としての素養を取得する。

機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(F) 技術者倫理の修得
技術者としての幅広い役割を理解して、責任ある行動ができる
関連科目
Associated Courses
備考
Remarks
本授業は、前期の後半に(機械コースと航空コースの合同で)開講する。