開講学期 Course Start |
2013年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 材料工学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
材料加工学 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
桃野 正(特任教授) 齋藤英之(世話人) |
教員室番号 Office |
齋藤英之(K413) |
連絡先(Tel) Telephone |
齋藤英之:0143-46-5654 |
連絡先(E-mail) |
齋藤英之:saitoh@mmm.muroran-it.ac.jp 桃野 正:momono@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
齋藤英之:火曜日 13:30〜15:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
材料加工とは鋳造、塑性加工、粉末冶金、溶接、切削など機械工学における機械工作とよばれる分野と対応する範囲の技術を総称するが、当講義では材料の溶接・接合、粉末冶金、金属の塑性加工の3分野を講述する。高度に発達した今日の技術分野で、このような加工法がどのような役割を果たしているのかを考える。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
(1)溶接法の分類、溶融溶接について学習する。 (2)固相接合の原理、TLP接合の原理と応用を学ぶ。 (3)紛体の加工法、特性、焼結プロセスを理解する。 (4)メカニカルアロイング、ホットプレス、HIP等と機能材料の開発との関連が有機的に考えられる。 (5)塑性加工の原理を理解する. (6)塑性加工に必要な基礎的な塑性力学を学び,材料と加工と製品のつながりを系統的に理解する。 (7) 各種加工法選択の指針を自ら導き出せる能力を養う。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間(実時間):22.5時間 第1週 シラバスの説明,材料加工の概念 第2週 溶接法の分類、アーク溶接 第3週 高密度・高エネルギー溶接 第4週 固相接合の原理、拡散接合 第5週 TLP接合、溶接・接合のまとめと演習 第6週 粉末冶金の基礎 第7週 焼結機構、焼結法 第8週 メカニカルアロイング、HIP、放電焼結と先進材料の製造 第9週 セラミックス材料の製造と応用、粉末冶金のまとめと演習 第10週 加工法概論:せん断加工、曲げ加工、深絞り加工、張り出し成形 第11週 加工法概論:鍛造、塑性加工 第12週 材料の特性と塑性加工T 第13週 材料の特性と塑性加工U 第14週 塑性力学の基礎 第15週 加工および解析の実際、まとめと演習 |
教科書 Required Text |
「材料プロセス工学」、桃野 正 他4名著、朝倉書店 |
参考書 Required Materials |
講座・現代の金属学、材料編11「金属加工」、日本金属学会 日本材料学会編「塑性加工学」、養賢堂 |
教科書・参考書に関する備考 | 講義に使用する必要な資料は適宜プリントとして配布する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
60点以上を合格点とする。その成績は定期試験の成績(60%),レポート・課題の提出(40%)により総合評価する。不合格者にはレポートを課した後に一度だけ再試験を実施し、60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。 |
履修上の注意 Please Note |
1)知識力、理解力、計算力などの向上を目指すために、適宜小テストを実施する。 2)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 3)再試験は一度しか行わない。 4)不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
ものづくりに関する総合科目として、今までに学習した内容が試されます。1,2年次で学んだ内容を復習する意味でも、真摯に履修していただきたい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
材料工学コースの学習目標の(A), (D)に対応 JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(a), (d)に対応 |
関連科目 Associated Courses |
材料プロセス学,材料力学,材料強度学,材料科学A,B |
備考 Remarks |
桃野特任教授への連絡事項等は齋藤英之教授に連絡願います。 |