開講学期 Course Start |
2013年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
全専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
国際関係論特論 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
天野 尚樹 |
教員室番号 Office |
Q301(Q棟3F非常勤講師室) |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5881(窓口教員:山路) |
連絡先(E-mail) |
amnk775@aol.com |
オフィスアワー Office Hour |
授業の前後 |
授業のねらい Learning Objectives |
現代世界のキーワードのひとつがグローバリゼーションであるが、この現象は決して新しいものではない。16世紀に起源をもち、19世紀後半以降に本格的に展開された歴史の流れのなかにある。いま、わたしたちはどんな時代に生きているのか。それを知るひとつの方法は、いまの時代がどのように形成されてきたのか、その歴史をたどることである。「近代世界システムと帝国」をテーマとするこの授業では、近代以降の歴史を世界大の規模で、一貫した視点と流れのなかで考えるが、問題となっているのはあくまで現代であり、わたしたちである。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
現代世界を歴史的にとらえる視点を身につけ、いまの見方を、そして自分を変える。。 |
授業計画 Course Schedule |
第1回 世界システムという考え方 第2回 アジアにあこがれたヨーロッパ人 第3回 キリスト教徒と香料を求めて 第4回 スペイン帝国の成立と世界システムの確立 第5回 「17世紀の危機」 第6回 環大西洋経済圏の成立 第7回 ヨーロッパの生活革命 第8回 砂糖王とタバコ貴族 第9回 奴隷貿易の展開 第10回 だれがアメリカをつくったのか 第11回 「二重革命」の時代 第12回 奴隷解放と産業革命 第13回 ポテト飢饉と「移民の世紀」 第14回 パクス・ブリタニカの表裏 第15回 アジアの時代か?:近代世界システムのゆくえ 総授業時間22.5時間 |
教科書 Required Text |
講義時に資料を配布する |
参考書 Required Materials |
講義時に紹介する |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
最終講義時に提出してもらうレポート(2000字)で評価する。60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
不合格者は再履修となる。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
この授業を受けるにあたって、みなさんにとってのいちばんのネックは、高校時代の世界史のつまらなさの記憶、もしくは、記憶そのものの喪失かもしれません。歴史研究に携わる者として、その責任をとります。予備知識は不要です。いまはどんな時代かという問題意識、過去と現在を往復する想像力、そして好奇心。それだけ持って授業に臨んでください。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
JABEE基準1(1)の(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養、に対応 |
関連科目 Associated Courses |
異文化理解特論 |
備考 Remarks |