開講学期
Course Start
2013年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
全学科
対象学年
Year
1
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
西洋の歴史 (前半8週)
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
本間 俊行
教員室番号
Office
Q-301(非常勤講師控室)
連絡先(Tel)
Telephone
0146-46-5848(非常勤講師室)
連絡先(E-mail)
E-mail
honma@let.hokudai.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
講義終了後
授業のねらい
Learning Objectives
 「東洋」に生きる私たちにとって、「西洋」は異文化の世界です。しかし、その歴史は同時に、私たちの生活や物の考え方に大きな影響を与えています。
 この「西洋」の歴史がどのようなものであるのか、本講義では、共和政、皇帝、宗教、文化、帝国という5つのテーマから、古代ローマ史を軸として西洋の歴史をみていきます。
 具体的な講義の進め方としては、まず上記のテーマを各回一つずつ古代ローマを中心に説明し、その歴史的意義を理解してもらいます。次に古代ローマと中世以降のヨーロッパにおける政治や文化との繋がりをみることで、西洋の歴史を概観していきます。
 また第7週目には、現代における古代ローマに対するさまざまな見方をみることをとおして、西洋の歴史を学ぶ意義について考えます。
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1)西洋の歴史に関する基礎的な知識を得る(40%)
(2)西洋の歴史の展開を理解する(40%)
(3)西洋の歴史の現代的意義について考える(20%)
授業計画
Course Schedule
総授業時間:45分/60分×2×8=12時間
週    授業内容等                        
1週目  ガイダンス 
2週目  共和政
3週目  皇帝 
4週目  宗教
5週目  文芸
6週目  帝国
7週目  歴史を描く
8週目  テスト
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
中井義明他『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房、2007年 ISBN978-4623049097
近藤和彦編『西洋世界の歴史』山川出版社、1999年 ISBN978-4634645400
服部良久他編著『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』ミネルヴァ書房、2006年 ISBN978-4623045921
小山哲他編著『大学で学ぶ西洋史[近現代史]』ミネルヴァ書房、2011年 ISBN978-4623059386
 
 
教科書・参考書に関する備考 教科書は使用しない。参考書のうち、少なくとも一冊(一組)は通読することが望ましい。
講義の各回に関連する参考書は、必要に応じて講義内で挙げる。
成績評価方法
Grading Guidelines
定期試験、および必要があればレポートを課し、それらを総合的に判断して成績を評価する。形式は講義内で説明する。やむを得ない事情によって試験を欠席した者に対しては、別の課題によって試験に代える。
100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
1.出席が良好でない者には、試験の受験資格を認めない。
2.授業の変更や緊急時の連絡は、授業中または掲示板で通知する。
3.再試験は行わない。不合格の場合は再履修とする。
4.成績評価を含めた重要事項の説明と、それに関する質問等を第1週目に行うので、履修希望者は必ず出席することが望ましい。
5.この講義は全7回+テストで構成される。
教員メッセージ
Message from Lecturer
歴史学には、知る楽しみ、そして考える楽しみがあります。この授業を通して、皆さんが歴史を学ぶ楽しさ、大切さ、そして難しさを知ってもらいたいと思います。また、歴史学を通して得た知識や物の考え方からは、身の回りの物事・出来事についても新しい視点でみることができます。これから皆さんが、多くのことを学び、実践していくなかで、歴史的な観点をもつことを望んでいます。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
JABEE基準
(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解

機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(A) 多面的考察力の修得
関連科目
Associated Courses
「市民と公共」コースのヨーロッパ史
備考
Remarks