開講学期
Course Start
2013年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
集中講義
対象学科
Department
全学科
対象学年
Year
全学年
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義および演習
授業科目名
Course Title
日本語C-1
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
二通信子(につう のぶこ)  (窓口教員:山路奈保子)
教員室番号
Office
N203  (山路教員室)
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5881 (山路教員室)
連絡先(E-mail)
E-mail
nobukon@khe.biglobe.ne.jp
オフィスアワー
Office Hour
窓口教員・山路が対応する。授業時間以外は基本的に対応可能
授業のねらい
Learning Objectives
文章作成に必要な日本語の知識を学びながら、日本語の文章の書き方を学習する。コースの前半では読み手の立場に立った分かりやすい文章の書き方を学ぶ。後半では論理的な文章の構造や表現を学び、アカデミックな文章を書くための基礎を身につける。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.日本語の書き言葉の特徴や、文章作成に必要な日本語の表現を学ぶ。
2.メールや簡単な説明、意見などが、日本語で適切に書けるようになる。
3.接続表現を効果的に用いた論理的な文章が書けるようになる。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数:22.5時間
1.日本語の文章(1)    
2.日本語の文章(2)    
 ・話し言葉と書き言葉の違い、アカデミックな文章の特徴
 ・文章を書くために必要な日本語の知識
3.メールを書く    
 ・日本語のメールの形式
 ・相手や目的による文体や表現の違い
 ・先生へのメールを書く 
4.説明の文章を書く(1) 
5.説明の文章を書く(2)  
 ・読み手の立場に立ったわかりやすい説明のしかた
 ・説明の文章を書く(例:「日本で見つけたおもしろいもの」)
6.意見を書く(1)       
7.意見を書く(2)       
 ・意見文の構造、意見を表す表現、
 ・他者の意見の取り上げ方、要約や引用のしかた
 ・新聞の投書を読み、賛成意見や反論を書く
8.要約を書く(1) 
9.要約を書く(2)      
 ・文章の前提、目的、メタ・コンテンツなどの読みとり
 ・要約のしかた
 ・記事を読み、記事の内容を紹介する文章を書く
10.論理的な文章の書き方(1) 
11.論理的な文章の書き方(2)
12.論理的な文章の書き方(3)
13.論理的な文章の書き方(4)                   
14.論理的な文章の書き方(5)
 ・比較・対照、因果関係の説明などの論理的な文章の構造
 ・論理的な文章でよく使われる文型
 ・文や文章の論理的な関係を示す接続表現
 ・複数のことがらを比較して論じる文章を書く                    
15.コースのまとめ 
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
・「改訂版 留学生のための論理的な文章の書き方」
二通信子他著、スリーエーネットワーク、ISBN978-4-88319-257-1#
・「留学生と日本人学生のためのレポート・論文表現ハンドブック」
二通信子他著、東京大学出版会、ISBN978-4-13-082016-5  
教科書・参考書に関する備考 授業でプリントを配布する
成績評価方法
Grading Guidelines
作文課題により評価する。
100点満点中60点以上を合格点とする。
履修上の注意
Please Note
日本語能力試験N2レベル程度以上の日本語力を有すること。
授業には80%以上出席し、作文課題(4回程度)を提出すること。
不合格の場合は再履修すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
書く力をつけるには、実際に書いてみることが大切です。授業では、わかりやすい文章を書くためにクラスメートとのペアワークも行います。授業での作文練習や、宿題の作文課題に積極的に取り組んでください。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
上記「授業のねらい」参照。
・JABEEの学習・教育目標との関連
日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力
関連科目
Associated Courses
日本語A、日本語B、日本語D、異文化交流A
備考
Remarks