開講学期
Course Start
2013年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
応用理化学系専攻
対象学年
Year
1
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
拡散工学特論 (数理)
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
山中真也
教員室番号
Office
H312
連絡先(Tel)
Telephone
46-5747
連絡先(E-mail)
E-mail
syama(at)mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火、水 11:55-12:45

オフィスアワーは変更されることもあるので、学科のウェブサイトや教員室前の掲示を確認してください。
授業のねらい
Learning Objectives
化学装置設計や化学プロセスの最適化において、各種移動現象の把握と制御が必要となる。本授業では、学部で修得した移動現象の基礎知識の上に、より複雑な装置内移動現象に関する理解を深める。
到達度目標
Outcomes Measured By:
・化学工業プロセスにおける移動現象の重要性を理解する。
・移動現象を支配する基礎式(支配方程式)の導出過程を習得し、その意味を理解する。
・様々な化学装置内で見られる複雑な移動現象の本質を理解する。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間): 22.5時間

1.移動現象を支配する基礎式(支配方程式)について説明する。
2.適切な仮定・境界条件の下で支配方程式を解く。
  また、これに関して数値解析について解説する。
3.無次元数を導出し、本質を理解する。
4.無次元数・無次元相関式の物理的意味を習得し,スケールアップ手法を習得する。
5.化学装置設計の設計・操作について述べ,また最近の移動現象過程が関連した話題
  について述べる。
教科書
Required Text
プリントを配布する。
参考書
Required Materials
Transport Phenomena (2nd ed.), R.B.Bird et al. Wiley (2002)
Transport Phenomena, R.B.Bird et al. Wiley (1960)
Boundary-Layer Theory, H. Schlichting, McGraw-Hill (1979)
Hydrodynamics, H. Lamb, Cambridge Univ. Press. (1932)
Turbulence, J. O. Hinze, McGraw-Hill (1959)
Conduction of Heat in Solids, H. S. Carslaw, Oxford Univ. Press. (1959) 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
レポートにより評価する.
履修上の注意
Please Note
移動論を習得していることが望ましい。
出席が授業実施回数の2/3に満たない場合は、評価を行わないので注意すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
身近なところに様々な物理と化学が隠れています。

なぜ蛍光灯は省エネか?マンガン電池の電圧はなぜ1.5Vか?ブレーキディスクが熱くなるのはなぜか?
空が青いのはなぜ?夕焼けはなぜ赤いの?

なぜ?と思うことが良いエンジニアになれる資質であると私は考えます。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
関連科目
Associated Courses
備考
Remarks