開講学期 Course Start |
2013年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械創造工学系専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
制御工学特論 |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
花島直彦 |
教員室番号 Office |
B-312 |
連絡先(Tel) Telephone |
メールにて連絡願います |
連絡先(E-mail) |
hanaアットマークmondo.mech.muroran-it.ac.jp あっとまーくは @ に直して下さい |
オフィスアワー Office Hour |
金曜日 12:55〜14:25(花島) |
授業のねらい Learning Objectives |
ディジタルコンピュータの発達により,制御システムの構成にディジタル演算を用いることが一般的になっており,このようなシステムをデジタル制御システムと呼ぶ.ディジタルコンピュータはクロック周期ごとに動作が進む.またディジタルコンピュータにデータを取り込むときに使用するAD変換器などの入力装置にも,サンプル周期ごとに動作するものがある.このようなことから,ディジタル制御システムを論じるときには,システムを離散時間モデルで表現し,解析する必要がある.ここでは,ディジタル制御システムの基本概念,解析・設計手法の基礎を講義する. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.離散時間信号の数式表現を理解できる。(理解力) 2.離散時間システムの数式表現を理解できる。(理解力) 3.ディジタル制御システムの周波数特性を理解し応用できる。(理解力,応用力) 4.ディジタル制御システムの安定性を理解し応用できる。(理解力,応用力) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):12時間 第1週目 ディジタル制御システムとは 第2週目 離散時間信号とz変換 第3週目 エイリアシング,z変換の性質 第4週目 離散時間システムとパルス伝達関数 第5週目 入力応答と安定性,逆z変換 第6週目 離散時間システムと周波数応答 第7週目 ディジタル制御システムの内部安定性 第8週目 試験 #毎回,授業中に前回の内容を理解しているかどうか #質問するので,復習をしておくこと. |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
1.松尾著,中野 監修「ディジタル制御」 昭晃堂 #2.本田、城谷「ディジタルサーボの理論と実践」 日刊工業社 #3. 相良、和田、中野「ディジタル制御の基礎」 コロナ社 #4. 美多 勉「ディジタル制御理論」 昭晃堂 |
教科書・参考書に関する備考 | 資料を配付する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
試験結果で判定。100点満点中60点以上を合格とする。試験を受験し,授業への出席回数が5/7以上の者を成績評価対象者とする.学会発表などは公欠と見なすのであらかじめ申し出ること. |
履修上の注意 Please Note |
試験で不合格の場合は再履修すること. 古典制御論(学部の講義「制御工学」の内容)については熟知していること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
専攻の学習・教育目標の、 2-a:機械システムに関するさまざまな問題に対する解決能力、2-b:機械システムを考案・設計・製作および評価する能力 、に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
大学学部における制御関連科目を履修していることが望ましい.今後の関連科目は,ロバスト制御工学特論である. |
備考 Remarks |