開講学期 Course Start |
2013年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
建築社会基盤系専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義と演習 |
授業科目名 Course Title |
鋼構造学特論 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
小室雅人 |
教員室番号 Office |
D210 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5228(内線:5228) |
連絡先(E-mail) |
komuro@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水・金曜日 12:10-12:45 上記時間以外でも可。メールでアポを取ると確実。 |
授業のねらい Learning Objectives |
汎用プログラムを用いたFEM構造解析を行い,応力,ひずみ,変位を学習する。また,演習を通して,弾塑性座屈,初期不整,応力集中などを理解する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.汎用FEMプログラムを用いて,応力,ひずみ,変位に関する結果を正しく理解できるようになる。 2.演習を通して,弾塑性座屈,初期不整,局所応力,応力集中などを理解し,説明できるようになる. 3.新日鐵室蘭製作所を訪問し,鋼の製造法,高炉に関する説明ができるようになる。 |
授業計画 Course Schedule |
1週目:汎用プログラムの使用方法 (情報メディアセンターのパソコンを使用しますので,確実にログインできるように準備下さい) 2週目:FEM解析演習(平面ひずみ問題,1),最近の鋼構造に関する英文記事の配布(課題) 3週目:FEM解析演習(平面ひずみ問題,2) 4週目:FEM解析演習(弾性座屈問題,1) ,レポート課題 5週目:FEM解析演習(弾性座屈問題,2) 6週目:FEM解析演習(非弾性座屈問題,1) 7週目:FEM解析演習(非弾性座屈問題,2) 8週目:FEM解析演習 (応力集中,1) 9週目:FEM解析演習 (応力集中,2) 10週目:FEM解析演習(構造解析,1),レポート課題 11週目:FEM解析演習(構造解析,2) 12週目:FEM解析演習(構造解析,3) 13週目:FEM解析演習(構造解析,4) 14週目:新日鐵訪問(受け入れ先との協議により,実施週が前後します) 15週目:全体のまとめ |
教科書 Required Text |
プリントを配布する |
参考書 Required Materials |
有限要素法(A First Course in Finite Elements):山田貴博[監訳],永井学志・松井和己[訳],丸善株式会社(本体9,500円+税),ISBN: 978-4-621-07996-6 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
60点以上を合格とする.授業への参加と演習課題およびレポートを総合的に評価する. 演習課題およびレポートを提出することが単位取得の前提条件である. |
履修上の注意 Please Note |
土木鋼構造学を理解していることが前提条件である. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
世界的に広く利用されている構造解析用汎用プログラムを用いて,鋼構造に関する演習を行う。有限要素法による解析結果を的確に判断できることは非常に意味がある。構造系コンサルタント,建設会社を希望する学生には必須である。 また,通常では見ることができない室蘭製鉄所を見学し,鋼の製造方法を学ぶとともに鋼に関する最新の話題を聴講する機会がある。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
(2)個々の技術的問題を分析し,どのような解法が可能であるかについて考え,最適な方法を選択して,正確に解法を実施する能力の修得 (問題分析・解決能力) |
関連科目 Associated Courses |
学部レベルの構造力学系科目,鋼構造学などの上にある高等科目の一つである。 |
備考 Remarks |