開講学期 Course Start |
2012年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科(夜間主コース) |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
ソフトウェア工学 (2年) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
工藤康生 |
教員室番号 Office |
V408 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5469 |
連絡先(E-mail) |
kudo[at]csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
火曜日 16:00-17:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
ソフトウェア工学は,ソフトウェアの開発・運用・保守に関する技法を体系的に扱う学問である.オブジェクト指向プログラミングの登場によって,ソフトウェア開発技法にも新たなパラダイムが生まれている. 本講義では,従来の基本的なソフトウェア工学の手法を学び,さらには最近注目されている新たな手法についても知識を得ることを目的とする. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.基本的なソフトウェア開発プロセスを理解し,各工程について説明することができる.(25%) 2.オブジェクト指向なソフトウェア開発技法について理解し、代表的な開発モデルを説明することができる.(25%) 3.モデル化技法の基本を理解し,説明することができる.(25%) 4.プロジェクト管理の基本を理解し,説明することができる.(25%) |
授業計画 Course Schedule |
第 1週 ソフトウェアとソフトウェア工学 第 2週 ソフトウェアの開発プロセス 第 3週 開発計画と要求分析 第 4週 構造化分析技法 第 5週 ソフトウェアの設計(1) 第 6週 ソフトウェアの設計(2) 第 7週 ソフトウェアの実装と開発環境 第 8週 テストと保守 第 9週 プロジェクト管理と品質管理 第10週 再利用と規模見積もり 第11週 ソフトウェア工学の新たなパラダイム 第12週 オブジェクト指向ソフトウェア開発(1) 第13週 オブジェクト指向ソフトウェア開発(2) 第14週 まとめと総復習 第15週 定期試験 |
教科書 Required Text |
小泉 寿男,辻 秀一, 吉田 幸二,中島 毅 著:IT Text ソフトウェア開発,オーム社(2800円+税) |
参考書 Required Materials |
【ソフトウェア工学に関する参考書】 ‐鰺坂 恒夫 著:ソフトウェア工学入門,サイエンス社(定価1700円+税) ‐松本 啓之亮 著:ソフトウェア工学,森北出版 (定価2400円+税) ‐玉井 哲雄 著:ソフトウェア工学の基礎,岩波書店 (定価3400円+税) 【ソフトウェア開発技術に関する参考書】 ‐Robert C. Seacord著(和訳本):C/C++セキュアコーディング,ASCII出版(定価3800円+税) ‐川端 光義,他 共著:バグがないプログラムのつくり方,翔泳社(定価2800円+税) この他にもソフトウェア工学に関する書籍は数多く出版されている. |
教科書・参考書に関する備考 | 授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する. |
成績評価方法 Grading Guidelines |
定期試験(100点)で評価し,60点以上を合格とする. |
履修上の注意 Please Note |
・履修の必須要件ではないが,「プログラミング」の単位を取得していることが望ましい. ・再試験は行わない.不合格者は再履修すること. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
本講義で扱う内容は,将来,ソフトウェア開発に関する職,例えばプロジェクト マネージャ(PM)・システムエンジニア(SE)・プログラマー(PG)などを目指す 場合には必須となる知識です. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している: 情報技術者[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける. |
関連科目 Associated Courses |
プログラミング,コンピュータ言語,情報工学演習A〜D |
備考 Remarks |