開講学期 Course Start |
2012年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義形式 |
授業科目名 Course Title |
計測工学 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
相津佳永,船水英希 |
教員室番号 Office |
Y401, Y408 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5348, 5361 |
連絡先(E-mail) |
aizu@mmm.muroran-it.ac.jp, funamizu@以下同じ スパム対策のため全角の@としています. |
オフィスアワー Office Hour |
火曜日15時〜17時 |
授業のねらい Learning Objectives |
計測の基本概念を理解し,産業において計測の果たしている役割の位置付けを理解する. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
計量の基本的事項を理解し,産業界で利用度の高い具体的計測手法を学習する.計測の基本と,計測機器の原理を理解することで,誤った計量管理を行わない工学技術者としての基礎を築くよう努める.具体的には, 1)計測量の取扱いに必要な確率統計の基礎が習得でき,使えるようになる. 2)測定量とその誤差を定量的に解析評価できるようになる. 3)信号処理の為の各種方法(フーリエ変換と自己相関関数,フィルタリング,コンボルーション,アナログーデジタル変換など)が理解できる. 4)電気量,温度,熱,応力,ひずみ,位置,速度,加速度等の物理量の計測原理と方法がわかるようになる. |
授業計画 Course Schedule |
週 授業内容 (総授業時間数:15週22.5時間) 1.物理量の単位と標準 pp. 1-10 2.測定の不確かさとその統計・評価 pp.11-32 3.測定値の相関と回帰 pp.33-37 4.時系列データの処理 pp.38-52 5.出力信号の応答とフィルタリング pp.53-62 6.デジタル量 pp.63-69 7.抵抗の測定と電気・電子回路 pp.70-89 8.温度および熱量の測定 pp.90-99 9.放射線計測 pp.100-118 10.材料計測 pp.119-128 11.応力とひずみの計測 pp.129-143 12.流速の測定 pp.144-155 13.位置・速度・加速度の計測 pp.156-169 14.計測機器とまとめ 15.最新トピックスについて 定期試験 |
教科書 Required Text |
「計測工学」鈴木亮輔 他著昭晃堂 |
参考書 Required Materials |
「計測の科学と工学」苅谷公明・前田親良・共著産業図書 |
教科書・参考書に関する備考 |
必要に応じ,他の参考書を紹介することがある. |
成績評価方法 Grading Guidelines |
定期試験100%で判定する.ただし,レポートを課した場合,その提出がない分について定期試験の得点から減点を行うことがある.出席は当然であり出席点は設けていない.講義中に課題演習を行うことがあるので,演習の主旨から,逆に欠席した分について定期試験の得点から減点を行うことがある.その他,状況により小テスト,中間試験を実施した場合は,これらを20%,定期試験を80%の割合で評価することがある.いづれも合計60点以上を合格とする. |
履修上の注意 Please Note |
1.出席が必要.また, 講義中に課題演習を行うことがあるので,演習の主旨から, 逆に欠席した回数分について定期試験の得点から減点を行うことがある. 2.再試験は原則実施しないが,もし実施した場合は,80点満点で評価するので注意. 3.不合格者は再履修すること. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
なぜ,計測が重要なのかを考えて受講してほしい. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
(A)−2:数学基礎とその応用能力 (A)−4:機械システム工学に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 |
関連科目 Associated Courses |
履修科目:物理学実験,情報メディア基礎 この科目を必要とする科目:電気電子工学実験,データの統計解析,卒業研究 |
備考 Remarks |
特になし |