開講学期 Course Start |
2012年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
電磁気学U |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
松田瑞史 |
教員室番号 Office |
F-304 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5550 |
連絡先(E-mail) |
matsuda@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
別に学科Web等で掲示する |
授業のねらい Learning Objectives |
時間的に変化しない電流(定常電流)のまわりに生じる磁界の性質について理解する.時間的に変化する電磁場は電磁誘導や変位電流を引き起こし,マクスウエルの方程式へと導かれていくことを理解する. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
次の項目の習得を目標とする. 1. 電磁気学に関する基礎的事項を説明し,問題に適用することができる.(知識力,40%) 2. 電流と磁界の関係について理解する.(理解力,20%) 3. 電磁誘導とファラデーの電磁誘導の法則を理解する.(理解力,20%) 4. マクスウェルの方程式と電磁波の性質を理解する.(理解力,20%) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数;24時間 1週目 シラバスの説明,定常電流(1)電流 2週目 定常電流(2)電流の電子論 3週目 電流と磁界(1)静磁界 4週目 電流と磁界(2)アンペールの法則 5週目 電流と磁界(3)ビオ・サバールの法則 6週目 電流と磁界(4)ローレンツ力 7週目 電流と磁界(5)磁荷と磁界,演習 8週目 電磁誘導(1)ファラデーの法則 9週目 電磁誘導(2)運動する回路内に発生する起電力 10週目 電磁誘導(3)インダクタンス 11週目 電磁誘導(4)過度現象と交流回路 12週目 電磁誘導(5)演習 13週目 電磁波(1)変位電流 14週目 電磁波(2)マクスウェルの方程式 15週目 電磁波(3)電磁波の伝搬 16週目 定期試験 |
教科書 Required Text |
斉藤幸喜、宮代彰一、高橋清著「新版 電磁気学の基礎」森北出版(ISBN978-4-627-73412-8)2,400円 |
参考書 Required Materials |
(1)長岡洋介著「電磁気学U(変動する電磁場)」 岩波書店(ISBN4-00-007644-2) 1900円 (2)長岡洋介・丹慶勝市著「例解 電磁気学演習」岩波書店(ISBN4-00-007792-9) 2800円 (3)山田直平原著・桂井誠著「電磁気学(電気学会大学講座・3版改訂)」電気学会・オーム社(発売元オーム社)(ISBN4-88686-231-4) 2800円 (4)山口昌一郎著「基礎電磁気学 改訂版」 山口昌一郎著 電気学会・オーム社(ISBN4-88686-229-2)2600円 |
教科書・参考書に関する備考 | 2012年度前期「電磁気学I」の講義で用いた教科書と演習書「電磁気学演習-2012-」を,引き続き使います. |
成績評価方法 Grading Guidelines |
各到達度目標の評価方法は,レポート・小テストおよび定期試験において論述問題と計算問題を出題し,達成度を評価する. 100点満点で期末試験65点,レポート・小テスト35点の割合で評価する.合計点で60点以上のものを合格とする. |
履修上の注意 Please Note |
@知識力,理解力の向上を目指すために,毎回レポート又は小テストを課す予定です. A電磁気学Iを修得していることが望ましい. B再試験は原則として行わない. C不合格者は再履修すること. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
電磁気学は知識の積み重ねです。項目ごとの知識の定着に努めましょう。電磁気に於いては、「定期試験直前に一気呵成に勉強する」と豪語して、達成できた人は未だいません。理解できない場合には,オフィスアワーなどを活用して質問に来てください。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
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関連科目 Associated Courses |
電磁気学I(必修),電子物性論(選択),半導体工学(選択) |
備考 Remarks |