開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
製図,演習
授業科目名
Course Title
機械製図
単位数
Number of Credits
1.5
担当教員
Lecturer
成田 幸仁
教員室番号
Office
B317
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5396
連絡先(E-mail)
E-mail
y-narita@mmm.muroran-it.ac.jp  (全角の@になっていますので,メール送信の際には半角の@に変換してください)
オフィスアワー
Office Hour
木曜日 13:30〜15:30
授業のねらい
Learning Objectives
・ 機械技術者の共通言語である「機械製図」のルールを学ぶ.
・実際に図面を描き,二次元の図面から三次元の製品がイメージできる練習を行う.
・CADによる製図の訓練を行う.
到達度目標
Outcomes Measured By:
・機械製図のルールを理解できる.
・図面を正しく読みとることができる.
・製図規格に則って正しく丁寧に図面を描くことができる.
・自分の設計の意図を実際の加工者に正しく伝達することができる.
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間): 22.5時間
第1週:概論
第2〜4週:製図の基本と製図の書き方の練習、および、演習
第5〜7週:機械部品の製図法の学習とネジの製図、および、演習
第8〜11週:公差、はめあいの学習と継手の製図、および、演習
第12〜14週:パソコンによる機械製図(CAD)の練習と実習
第15週:機械製図のまとめ

 なお、詳細な授業計画および自己評価表は講義の初めに配布する.
教科書
Required Text
「新編 JIS機械製図 第4版」 吉澤武男 編集 森北出版(1700円+税)
参考書
Required Materials
「初心者のための 機械製図」、藤本 元、御牧拓郎監修、森北出版(2500円+税) 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
・開講時間の4/5以上出席した者を成績評価の対象とする.
・各課題の点数の総和を100点として,60点以上を合格とする.
・すべての課題が受理されていない者は単位認定されない(再履修者も含む)
・検図の結果,課題の修正を命じる場合がある(一回目で受理されるとは限らない)
・不合格者は再履修すること.
履修上の注意
Please Note
【講義について】
・毎回の出席が原則です. 欠席すると,製図規則が不明のままになるので相当な不都合が生じます.特別な事情が無い限り,欠席のフォロー(個人的な補講等)はしません.
・合格にはすべての課題の提出が必要です(再履修者も含む).事情により,指定された期限内に課題を提出することができない(あるいは提出の見込みが立たない)場合には,できる限り早く,担当教員まで申し出て指示を仰いで下さい. 
・本科目は演習科目であり,課題に時間を要します.人によっては授業内では時間が不足します.各自の時間割の空き時間を有効活用して自ら課題を進めて下さい.

【道具について】
・機械製図器具(シャープペンシル 0.3mm,0.7mm,消しゴム,字消し板,コンパス,テンプレート,ドラフティングテープ)を買い揃えておくことを強く推奨します.良い道具があれば,苦労せずに綺麗な図面が描けます.
・定規については製図用のきちんとした物を必ず用意すること(安物は目盛が狂っている場合が多い).
・シャープペンシル の芯の硬さは0.3mm・・・3H,0.7mm・・・Hを推奨します.柔らかすぎると線が滲んだり図面が黒ずんだりします.
・消しクズを払うための羽ボウキやブラシについては任意としますが,ある方が便利です.
・シャープペンシルを研ぐためのメモ帳や裏紙を持参ください.
・図面を描くためのケント紙等については各自で用意してください.サイズ等は講義中に指示します.
・製図台(ドラフター,直線定規,分度器付き),CAD用パソコンは学校で用意します.
教員メッセージ
Message from Lecturer
・「機械製図」は機械技術者の共通言語です.必ずマスターすること.図面を描く機会は少ないかもしれませんが,読む機会は頻繁にあります.また,図面を正しく描けないと,正しく読むこともできません.
・教科書は必ず購入してください.上達の近道は,JIS規格等の資料を良く読みながら描くことと,良い図面を真似しながら描くことです.教科書にはどちらも載っていますし,将来仕事で図面に触れる際にも必ず役に立つ内容となっています.参考書は任意とします.
・質問等はオフィスアワーに限らず随時受け付けます.気軽に来室(B317)下さい.電話やメールでも可.
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
学科の学習・教育目標との対応:(C)工学専門知識の修得、
 ・機械工学に関する専門知識を駆使して、工学システムに対する問題を解決できる
 ・エネルギー・環境、ものづくり、ロボットに関する技術的問題に挑むことができる
JABEEの学習・教育目標との関連:(d)「該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力」
関連科目
Associated Courses
備考
Remarks