開講学期 Course Start |
2012年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
応用理化学系学科バイオコース |
対象学年 Year |
3年 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 グループ学習 |
授業科目名 Course Title |
技術者倫理 (バイオコース) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
安居光国 徳楽清孝 村山茂幸 |
教員室番号 Office |
安居 K303(12月まで)、U305(12月以降) 徳楽 H315(12月まで)、U204(12月以降) 村山 Q208 |
連絡先(Tel) Telephone |
安居 0143-46-5748 徳楽 0143-46-5721 村山 0143-46-5635 |
連絡先(E-mail) |
安居 yasui@mmm.muroran-it.ac.jp 徳楽 tokuraku@mmm.muroran-it.ac.jp 村山 murayama@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
安居 火,木曜12:50-14:20 徳楽 木 13:00〜15:00 村山 金 16:30 〜 18:30 最新の情報は学科HP、居室前にあります |
授業のねらい Learning Objectives |
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術 者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発 表などを総合して技術者倫理を修得する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 技術者倫理に関する基本的な概念を理解し,技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解することができる。(理解力) 30% バイオ目標D [倫理観] 2. 多岐の分野におよぶ技術者倫理を継続的に学習し,総合的に技術者倫理を理解することができる。 (継続学習能力)10% バイオ目標D [倫理観] 3.現実的な事例における倫理的な問題をとおして,個人はもとよりグループで協力して問題解決に当たることができる。(問題解決能力) 30% バイオ目標D[倫理観] G[実際的能力] 4.技術者倫理をとおして,分析力、調査力などのスキルを身につけることができる。(分析調査能力) 30% バイオ目標D[倫理観] |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間) 24時間 1.10月 1日 シラバスの説明 技術者倫理とはなにか(安居) 2.10月10日 化学系(教科書13章p157-168) 3.10月15日 倫理は怖くない(教科書2章p13-23) 410月22日 .事例研究 リスク、ヒューマンエラー(教科書9,7章p77-86,105-115) 5.10月29日 事例研究 生命系(教科書15章p175-184)安居 611月 5日 事例研究 情報系(教科書11章p129-144)板倉 7.11月12日 企業倫理(教科書5章p51-61,配布プリント)竹中 8. 11月19日 内部告発(教科書6章p63-75)グループ討論 安居 9..11月26日 グループ討論1 10.12月 3日 発表会1 11.12月10日 グループ討論2 12.12月17日 グループ討論 2 13. 1月21日 発表会2 14. 1月28日 発表会2 15. 2月 4日 全体講評会 16. 定期試験 講師の都合で実施日が変更になることがあります。 グループ活動は講義時間だけでは不足することは明らかです。 相当な時間の調査、分析、プレゼン作製時間が必要です。 |
教科書 Required Text |
「オムニバス技術者倫理」北海道技術者倫理研究会編 共立出版 2200円 |
参考書 Required Materials |
札野順「改定版 技術者倫理」日本放送出版協会 (2400円)# ウィットベック「技術倫理 1」みすず書房(2800円)# 杉本泰治,高木重厚「大学講義 技術者の倫理 入門 第4版」丸善(1700円)# 中村収三「新版 実践的工学倫理」化学同人(2000円)# 佐伯昇/杉本泰治「技術倫理 日本の事例から学ぶ」丸善(2000円) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
レポート40%,グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60%以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は次のように行う。 目標1について:レポート,定期試験において論述問題を出題し,評価する。 目標2について:レポートで論述問題を課し,評価する。 目標3について:グループ討論および発表会において,各個人の活動状況および発表内容で達成度を評価する。 目標4について:グループ討論および発表会において,各個人の活動状況および発表内容で達成度を評価し,定期試験において論述問題を出題し,評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
履修上の注意 バイオコースの学生に限る。 インターネット、パソコンの基本技術が必要です。 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 再試験は行わない。 授業風景の音声,映像等を記録することがありますので,ご協力ください。 授業は1クラス制(大教室)と2クラス制(中教室)で実施しますので,毎時間の教室の確認をしてください。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。 授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
バイオシステムコースの学習目標の教育目標,D(倫理観),G(実際的能力) の達成に寄与する。 応用理化学系学科の学習目標の教育目標,D(倫理観),G(実際的能力) の達成に寄与する。 JABEE学習・教育目標1(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解の達成に寄与する。 |
関連科目 Associated Courses |
知的財産所有権論 安全管理工学 プレゼンテーション技法 |
備考 Remarks |
蔵田 伸雄(北海道大学文学研究科 教授) 竹中 章二(東芝・首席技監) 板倉 賢一(室蘭工大 しくみ情報 教授) |