開講学期 Course Start |
2012年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
応用理化学系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義形式 |
授業科目名 Course Title |
有機化学C |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
中野博人 |
教員室番号 Office |
Q101 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5752 |
連絡先(E-mail) |
catanaka@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
月曜日9時〜12時 (その他の時間でも在室のときはいつでも対応します。) |
授業のねらい Learning Objectives |
基礎有機化学(科目16番)および基礎有機反応(科目26番)で修得した知識を踏まえた上で、より専門性を高め種々の有機化学反応の反応機構を中心に理解を深める。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. ベンゼンを中心とした芳香族化合物における芳香族性についての定義やその特性を理解する。(10%) 2. 芳香環の求電子置換反応および求核置換反応のメカニズムや環上置換基の効果を理解する。(20%) 3. 多環式および複素環式芳香族化合物の反応性を理解する。(10%) 4. アルデヒドとケトンの化学について理解する。(20%) 5. カルボン酸およびその誘導体の命名法や合成法および反応性について理解する。(20%) 6. カルボニル化合物の反応(α置換反応,縮合)について理解する。(10%) 7. アリールアミンの反応性を理解する。(10%) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):24時間 講義では主として教科書を使用し、板書形式で行う。毎回授業の終わりに出欠を兼ねてその日の授業範囲での小テストとして課題(宿題)を課す。 第 1週: ベンゼンと芳香性 (第15章) 第 2週: ベンゼンの化学:芳香族求電子置換反応 (その1)(第16章) 第 3週: ベンゼンの化学:芳香族求電子置換反応 (その2)(第16章) 第 4週: ベンゼンの化学:芳香族求電子置換反応 (その3)(第16章) 第 5週:アルデヒドとケトン:求核付加反応 (その1)(第19章) 第 6週:アルデヒドとケトン:求核付加反応 (その2)(第19章) 第 7週:カルボン酸とニトリル (第20章) 第 8週:カルボン酸誘導体と求核アシル置換 (その1)(第21章) 第 9週:カルボン酸誘導体と求核アシル置換 (その2)(第21章) 第10週: カルボン酸誘導体と求核アシル置換 (その3)(第21章) 第11週: カルボニルα置換反応 (その2)(第22章) 第12週: カルボニルα置換反応 (その2)(第22章) 第13週: カルボニル縮合反応 (その1) (第23章) 第14週: カルボニル縮合反応 (その2) (第23章) 第15週: アリールアミンの反応 (第24章) |
教科書 Required Text |
John McMurry 著、伊東 椒ほか訳「マクマリー 有機化学(中)(下)」、 東京化学同人、(中) 4,400円 + 税# HGS分子模型C型セット、丸善、 4,000円 + 税 |
参考書 Required Materials |
John McMurry 著 伊東 椒ほか訳「マクマリー有機化学(上)」# 奥山 格 監修 「有機化学」 丸善、本体5,000円+税 |
教科書・参考書に関する備考 |
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成績評価方法 Grading Guidelines |
授業中に数回の小テストを行う。成績は定期試験(100点)で評価し、60点以上の者を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
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教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この科目は、応用化学・生物工学プログラムの学習目標、B-1(専門的知識)の達成に寄与する。 この科目は、応用物理プログラムのJABEE基準1(c)、(d)-1aに対応し、学習・教育目標のD(理工学基礎)の達成に寄与する。 |
関連科目 Associated Courses |
有機化学A,有機化学B,有機化学実験 |
備考 Remarks |
質問などがあるときはいつでも教員室に来室してください。 |