開講学期 Course Start |
2012年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 材料工学コース |
対象学年 Year |
2年 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
実験 |
授業科目名 Course Title |
材料工学実験A |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
澤口 直哉 (SAWAGUCHI, Naoya) 河内 邦夫 (KAWAUCHI, Kunio) |
教員室番号 Office |
澤口:Y-607 河内:K-507 |
連絡先(Tel) Telephone |
澤口:0143-46-5673 河内:0143-46-5640 |
連絡先(E-mail) |
澤口:nasawa@mmm.muroran-it.ac.jp 河内:kkawa@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
澤口: 木曜日 8:45 〜 12:00 河内: 金曜日 8:45 〜 11:30 |
授業のねらい Learning Objectives |
・安全確保を基本とし、実験結果の客観性を保証する作業手順・動作を身につける。 ・実験の内容と結果をレポートにまとめるために必要な基礎事項を理解する。 ・実験を通して材料工学に関する専門知識の理解度を高める。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1 材料工学に携わる者に必要な、安全に関わる基本的な知識と意識を備えている。 2 レポートの基本形式を理解し、それに従ったレポートを作成できる。 3 適用した材料工学の基本原理や装置・手法を理解し、説明できる。 4 用いた装置や原理を利用・応用可能な状況を考えることができる。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):45 時間 全体で行う回と、4班に分かれて実施する実験で構成されている。 週 授 業 内 容 等 1週目 ガイダンス、安全教育、レポート作成法講習 2週目 ひずみゲージ講習 3週目 「測定の基礎」、レポート作成実習 4〜15週目 以下の項目から、4つの実験を実施する。 「物質の相」 「材料の測定・評価技術」 「熱力学の基礎」 「物質の構造解析」 15週目は総括も行う。 |
教科書 Required Text |
|
参考書 Required Materials |
『室工大 物理学実験テキスト』 学術図書出版社# |
教科書・参考書に関する備考 |
オリジナルのテキスト(配付)を用いる。 1、2年次開講科目の教科書やプリントが参考となる。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
100点満点の60点以上を合格とする。各実験の点数はレポートの内容と参加姿勢(遅刻・欠席の有無、提出物の提出期限の遵守程度など)を考慮して決める。 |
履修上の注意 Please Note |
本科目は学科共通科目「フレッシュマンセミナー」の単位を修得していることが履修条件である(学生便覧で確認すること)。 また、履修に際し以下に注意すること。 1 全回出席し、すべてのレポートを受理されることが単位修得の最低条件である。 2 本実験の単位修得は、3年次開講の材料工学実験B(必修)および材料工学実験C(必修)の履修要件である。 3 実験は予習が重要である。予習で事前に疑問点を少なくして、実験内容を意義あるものにするよう努力すること。 4 授業中はもちろん、オフィスアワーなどにも質問を適宜受け付ける。メールではなく、直接教員室に来ること。 5 実験室の変更や緊急時の連絡等は、授業中または専用の掲示板で通知 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
・自分と周囲の安全は工学に関わる者として最低のマナーであり最大のルールである。服装や立ち振る舞いのひとつひとつに意識し、実験に取り組むこと。 ・実験は全回出席が履修原則である。特別な理由がない限り必ず出席すること。特別の事情により欠席あるいは遅刻する場合は、可能な限り事前に連絡をすること。 ・各実験日に行うべき作業は全てその日のうちに終了させることを基本とする。 ・実験・演習科目では積極性が求められる。積極的かつ熱心に取り組むこと。 ・予習が必要である。実験開始までにテキストを読み、分からない部分は調べて |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、材料工学コースの学習目標、 (D) 材料工学の専門能力 、(E) デザイン能力 、(H) 問題発見解決能力 、に対応している。 またJABEE基準1(1)の(d)(4):実験の計画・実行およびデータの解析の能力、(e):種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、(h):与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力、に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
1年次で学習する、熱力学T(必修)の内容を十分に理解している必要がある。 2年次前期で学習した、物理化学A(必修)、結晶構造学(必修)、材料科学A(必修)の内容を十分に理解している必要がある。 2年次後期に学習する、弾塑性力学(必修)、材料プロセス学(必修)、および3年次に実施する材料工学実験B(必修)および材料工学実験C(必修)に関連している。 |
備考 Remarks |
実験ノートを含む筆記用具を持参するのは当然である。加えて、関数電卓を持参すること。必要に応じて、方眼紙も用いると良い。レポート用紙は指示に従い、必要ならば準備すること。 |