開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
機械航空創造系学科
対象学年
Year
夜間主コース 3年
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義と演習
授業科目名
Course Title
線形システム論
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
渡邉 真也
教員室番号
Office
渡邉 真也(V613)
連絡先(Tel)
Telephone
渡邉 真也(内線:5432) 
連絡先(E-mail)
E-mail
渡邉 真也(sin[at]epsilon2.csse.muroran-it.ac.jp) 
オフィスアワー
Office Hour
月10:00-11:00 (期間中に変更する場合がある)
授業のねらい
Learning Objectives
線形システムの挙動を記述する微分方程式の基本的事項を理解し,
モデル化,行列演算,安定性評価等を理解・習得する. 
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.線形システムの挙動を記述する微分方程式の基本的事項について理解する.(40%)
2.行列演算に基づくシステム応答について理解する.(40%)
3.システムの安定性,可制御性・可観測性について理解する.(20%)
授業計画
Course Schedule
総授業時間数は15週間で,22.5時間である.

第1週 システムと状態方程式について(1)
第2週 システムと状態方程式について(2)
第3週 行列と行列関数(1)ベクトル空間と変換, 固有値と固有ベクトル
第4週 行列と行列関数(2)モード行列と行列の対角化, 重複固有値とジョルダン標準形
第5週 行列と行列関数(3)行列関数
第6週 状態方程式に基づく安定性
第7週 中間試験
第8週 中間試験解答,リアプノイフの安定定理(1)
第9週 リアプノイフの安定定理(2)
第10週  可制御性について(1)
第11週 可制御性について(2)
第12週 可観測性について(1) 
第13週 可観測性について(2)
第14週 復習
第15週 定期試験
教科書
Required Text
汐月 哲夫 (著) ,線形システム解析,コロナ社(2011/3/18),ISBN-10: 4339033197
参考書
Required Materials
講義中に適宜,紹介する. 
教科書・参考書に関する備考 講義「線形代数」で使用している下記の教科書を持参のこと.
桂田 英典, 千吉良 直紀 他著,線形代数 ,学術図書出版社,2008(ISBN-10: 478060110X)
成績評価方法
Grading Guidelines
中間試験 50%,期末試験50%に配分した計100点満点の成績評価を基準とするが,場合によってレポートの評価点についても成績に反映させ,最終的な成績評価を行う.
再試験は行わないため,不合格者は再履修のこと.
履修上の注意
Please Note
線形代数,解析A・B を受講しておくこと.
教員メッセージ
Message from Lecturer
線形システム論は離散時間システム及び連続時間システムのモデル化, モデル化によって得られる差分方程式と微分方程式の解の性質を学ぶことによって, 実際のシステムの挙動を解析したり, 好ましい挙動を得るためのシステム設計の基本を習得する授業科目である. 本講義では主に行列演算に焦点を当てて進めていく.
授業の復習を必ず毎回行うようこと.また,課された課題については必ずレポート提出すること. 
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
情報技術者としての情報基礎
関連科目
Associated Courses
ディジタル信号処理,確率・統計,解析A,解析B,線形代数
備考
Remarks