開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
情報システム学コース
コンピュータ知能学コース
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
情報数学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
施 建明
教員室番号
Office
V514
連絡先(Tel)
Telephone
0143 46 5423 内線 5423
連絡先(E-mail)
E-mail
shi at mmm dot muroran-it dot ac dot jp
オフィスアワー
Office Hour
Mon. 5:00p-6:00p
授業のねらい
Learning Objectives
この授業ではコンピュータの数学の基礎としての離散数学を学ぶ,論理,証明,グラフ理論にして例題を交えながら平易に解説を行う.
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.集合,論理,証明手法などに関する考えを理解し,記号が使える.
2.証明の基本手法を習得することができる.
3.グラフ理論における基本概念を理解することができる.
授業計画
Course Schedule
第1週 離散数学の概要
第2週 集合と記号
第3週 数理論理
第4週 証明の手法
第5週 数学的帰納法
第6週 写像と鳩の巣の原理
第7週 組合せ数とその近似
第8週 中間試験
第9週 平面分割問題と再帰問題
第10週 和,積と漸近計算
第11週 グラフの初歩
第12週 木と探索木
第13週 木の応用とオイラーの定理
第14週 グラフ理論の話題
第15週 まとめ
教科書
Required Text
1.徳山 毅 著,「工学基礎離散数学とその応用 」, 数理工学社出版.

2.授業の資料は次のweb siteで授業の前の週の週末まで配布する:
{http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~shi/index.htm}
(左のメニューから, Mathematics for Information Scienceを開く)

各自で,印刷し,予習した上で,授業に持参すること.
参考書
Required Materials
1.GRAHAM/KNUTH/PATASHNIK著,有澤 誠,安村 通晃,萩野 達也,石畑 清訳, 「コンピュータの数学」, 共立出版(世界的な名著)(室工大図書館にある)

2.Discrete Mathematics and Its Applications, 5th Edition
Author: Kenneth H. Rosen,Publisher: McGraw Hill, 2004
(電話帳くらいの厚さであるが,薦めできるテキストである) 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
授業での理解度をチェックする小テストに加える場合もあります.
その場合の成績は レポートとして加算されます.
中間試験と期末試験の総合点により評価する.具体的には

成績=レポート(30%)+中間試験(30%)+期末試験(40%).
履修上の注意
Please Note
小テストとレポート,中間試験に関しては再試験は行わない.

期末試験に関しては,再試験を一回のみ行う. ただし, 再試験の対象者は成績が45点以上の者に限る.

補足の授業資料は次のweb siteで授業の前の週の週末まで配布するので,各自で,印刷し,予習した上で,授業に持参すること
:{http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~shi/index.htm}
(左のメニューからMathematics for Information Scienceを開く)
教員メッセージ
Message from Lecturer
授業で説明した内容, あるいは事前に予習をしてもらう内容に関する小テスト(不定期的に)を行う場合もあります. 

無断欠席は認めない. 演習問題の解答例は英語で書く場合もあるので,辞書が必要であれば,各自で用意すること.

必修科目で,かつ,再試験を行わないので,是非合格しましょう.
そのため,日頃の予習・復習が大切で,授業内容に理解できない時には,必ずオフィスアワーを活用し,担当教員に聞きましょう.
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している.
情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける.
関連科目
Associated Courses
情報基礎,データ構造とアルゴリズム
備考
Remarks
いままでの成績データを見ると,再履修で合格することがかなり難しいことが分かる.
再履修になると,「情報数学」授業を受ける友人も少なくなり,不利な条件ばかりになる.是非,日頃の復習・予習をよくし,再履修にならないように希望する.