開講学期 Course Start |
2012年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義・演習 |
授業科目名 Course Title |
解析A (情電後半) |
単位数 Number of Credits |
3 |
担当教員 Lecturer |
黒木場正城 |
教員室番号 Office |
Q411 |
連絡先(Tel) Telephone |
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連絡先(E-mail) |
kurokiba@mmm.muroran-it.ac.jp ※緊急の場合のみ。件名に必ず科目(解析A)と氏名を記すこと。 |
オフィスアワー Office Hour |
火曜日 16:00〜18:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
種々の工学理論を理解する上で、変化する量一般を関数として取り扱う数学的考え方は必要不可欠である。その基本的演算である微分法と 積分法について体系的に学習する。この解析Aでは'微分法'を主題とする。最初に実数列とその極限の考え方にふれ、続いて1変数関数における極限・連続性・微分法について学習し,それぞれの理解と計算力の習得を目的とする。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1) 数列の極限を理解し、数列の極限を計算ができる。 2) 1変数関数の極限と微分法について理解し、1変数関数の極限や導関数を求めること ができる。 3) 1変数関数のTaylorの定理を理解し、関数値の近似値を求めることができる。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):36時間 1週目 実数の性質 2週目 数列の極限 3週目 関数の極限 4週目 関数の連続性 5週目 初等関数 6週目 逆関数 7週目 関数の微分 8週目 中間試験 9週目 微分の性質 10週目 合成関数と逆関数の微分 11週目 平均値の定理 12週目 関数の増減と極値 13週目 不定形の極限 14週目 高次の導関数 15週目 Taylor展開とMaclaurin展開 16週目 定期試験 |
教科書 Required Text |
「理工系の微分積分」室蘭工業大学数理科学ユニット編 |
参考書 Required Materials |
・「理工系の微分・積分(学術図書出版社)」溝口宣夫・五十嵐敬典・桂田英典 他
・「微分積分学」笠原晧司著、サイエンス社 ・「要説 わかりやすい微分積分」 小川卓克著、サイエンス社 |
教科書・参考書に関する備考 | 微積分の本は数多く出版されているので、図書館などで自分に合ったものを探し、参考にして下さい。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
中間試験40%、定期試験40%、演習20%の割合で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
・ 出席を重視する。出席率が低いものは上の規則では評価しない。 ・ 講義の際、演習課題を与えるので、レポートとして提出する事。 レポートの提出は出欠の確認も兼ねているので留意する事。 ・ レポート演習問題を完全に解答していない答案、および氏名、出題日が記載されて いない答案は、提出しても未提出の扱いとする。 ・ 中間試験の掲示には注意する事。 ・ 中間試験、定期試験は必ず受験すること。然るべき理由で受験できない場合は、 試験後1週間以内に理由書(病気の場合は医師の診断書の写し、交通事故の場合は事 故証明書の写し)を提出する事。 本人が連絡できない場合は代理人の連絡でも良いが,1週間以内に必ず連絡をする 事。正当な理由の場合のみ、追試験等の措置を講ずる。 ・出席が良好で、成績が60点未満の不合格者に対し、本人の申し出により再試験を 行う。再試験合格者の成績は、試験の得点にかかわらず60点とする。 ・再試験受験希望者は試験日の連絡に注意する事。再試験日時の相談には応じない。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義での疑問点などは、そのままにせずに質問して下さい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、JABEE基準1c、(d)-1(a)に対応し、学習・教育目標の「D:理工学基礎に主体的に関与する。」に対応する。 |
関連科目 Associated Courses |
解析B(1年次後期開講)、解析C(2年次前期開講) |
備考 Remarks |