開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
応用理化学系学科
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義形式
授業科目名
Course Title
反応速度論
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
中野英之
教員室番号
Office
H214
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5753
連絡先(E-mail)
E-mail
nakano(at)mmm.muroran-it.ac.jp  (at)は@に置き換えてください
オフィスアワー
Office Hour
火曜日13:00-14:00
授業のねらい
Learning Objectives
反応速度論の基礎を理解する。反応速度の考え方を理解するとともに、簡単な反応の反応速度式を記述できるようにする。また、実験データをもとに、反応速度定数や半減期、活性化エネルギーなどのパラメーターを求めることのできる能力を身につける。さらに、光物理過程や光化学反応過程を速度論的な考え方でイメージできるようにする。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.化学反応の速度の定義を理解し、簡単な反応の反応次数が求められる。(25%)
2.実験データをもとに、反応速度定数や半減期、活性化エネルギーなどのパラメーターを求めることができる。(25%)
3.さまざまな反応の速度式を反応機構と関連づけて理解できる。(25%)
4.光物理過程や光化学反応過程をイメージできる。(25%)
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間
第1週 反応速度の考え方。反応速度の定義
第2週 速度式と速度定数、反応次数
第3週 積分形速度式
第4週 第1週〜第3週の復習
第5週 平衡に近い反応
第6週 反応速度の温度依存性
第7週 速度式の解釈(1)素反応、逐次素反応
第8週 速度式の解釈(2)濃度の時間変化、律速段階、定常状態近似
第9週 速度式の解釈(3)前駆平衡、触媒反応
第10週 第5週〜第9週の復習
第11週 連鎖反応、重合反応
第12週 光物理過程(1)
第13週 光物理過程(2)
第14週 光化学反応
第15週 第10週〜第14週の復習

なお、適宜、演習等を実施するので日頃の予習・復習を心がけること
教科書
Required Text
アトキンス「物理化学」(下)第8版(千原秀昭、中村亘男訳)東京化学同人
参考書
Required Materials
 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
100点満点の定期試験で評価する(60点以上を合格とする)。各到達度目標は定期試験において達成度を評価する。なお、原則として定期試験の再試験は行なわない(事情がある場合は申し出ること)。
履修上の注意
Please Note
授業計画の進行は、内容の習熟度合い等により変更する場合がある。不合格者は次年度再履修となります。
教員メッセージ
Message from Lecturer
基礎的な数学(微分、積分)を理解しておくこと
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
応用化学コースおよびバイオシステムコース 学習目標 B−2
応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を身につける。
これを自ら取り組む課題に応用できる能力を身につける。
関連科目
Associated Courses
備考
Remarks
授業中に行なう演習問題で計算を行なうため、対数計算のできる計算機を持参すること。