開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科機械システム工学コース
対象学年
Year
4
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
3〜4名のグループでの実習
授業科目名
Course Title
ロボティクス設計法
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
花島直彦,湯浅友典,成田幸仁,船水英希
教員室番号
Office
B312(花島),B309(湯浅),B317(成田),Y402(船水)
連絡先(Tel)
Telephone
来室するかメールで連絡
連絡先(E-mail)
E-mail
hana@mondo.mech.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
金曜日の10:25〜11:55(花島)
授業のねらい
Learning Objectives
ロボット・トライアスロン標準ロボットを教材として,メカトロニクス・システムの設計法や製作法などを具体的に学習する.ステップごとに発表・討論の機会を設ける.
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1) 与えられた課題をクリアするために,ロボットの機能や機構を構想し,それを実現するための設計問題を自ら設定できる.
(2) ロボットの設計・製作・プログラミングなどに,機械工学,電気工学,情報工学の知識や技術を応用できる.
(3) ロボットの設計・製作・プログラミングなどに,他のグループにない独自のアイディア・工夫をこらすことができる(創造力).
(4) ロボットの周囲にいる人の安全に配慮するなど,公序良俗に反しない設計ができる.
(5) 構想した機能や機構を図,文章,式,プログラム等で表現できる.
(6) グループ内,あるいはグループ間で,円滑なコミュニケーションを成立できる.
(7) グループで1つのものを作り上げるためのチームワークを構築できる.
(8) 15週間という限られた製作期間内でロボットが完成するように,各行程を継続的に計画し,実施することができる.
授業計画
Course Schedule
授業はおよそ次の目安で進める.詳細の日程は第1回目のガイダンス時に説明する.

総授業時間数(実時間);22.5時間
(1) ガイダンス(班分け)(1週)
(2) 標準ロボットの製作とプレゼンテーション(7週)
(3) グループ毎に計画に基づき設計,製作,プログラミング(7週)
(4) ポスター形式の発表会(1回)
(5) 成果発表コンテスト(1回)

# 毎週のミーティングで,1週間の進捗状況を報告してもらうので,予復習の時間にしっかり作業を進めること.
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
門田和雄「ロボコンに挑戦!図解もの創りのためのおもしろロボット工学」技術評論社
# 藤沢幸穂「H8マイコン完全マニュアル」オーム社
# 鹿取祐二「C言語でH8マイコンを使いこなす」オーム社 
教科書・参考書に関する備考 (1) ロボット・トライアスロン標準ロボットお助けキットBパックはグループに1台ずつ貸与する.
(2) ロボット・トライアスロン標準ロボットのマニュアルを CD-ROM or ハードコピーで配布する
成績評価方法
Grading Guidelines
プレゼンテーションの資料(構想,問題設定,アイディアや工夫に関する部分),設計図面やプログラム,工程計画書や作業日誌(チーム内の役割分担,打合せ事項なども記す)などにより評価する.
各評価項目の採点結果を合計し,100点満点に換算する.60点以上を合格とする.
不合格となった者は再履修すること.
履修上の注意
Please Note
★★★受講生は必ず傷害保険に加入すること★★★
この科目は3年次にロボティクストラックに分属し,ロボティクス演習を履修した者が受講できる.
欠席は認めない。ただし,事情によっては代替の課題等により出席相当と見なせることもあるので,担当教員に申し出ること。
授業はロボットアリーナで実施する.遅刻なきよう注意のこと.
教員メッセージ
Message from Lecturer
オープンキャンパスで完走できるように頑張ろう
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
<学科の学習・教育目標との対応>
(C) 工学専門知識の修得
(D) デザイン能力の修得
(E) コミュニケーション能力の修得

<JABEEの学習・教育目標との関連>
(d)-(2) 機械工学の主要分野のうち各プログラムが重要と考える分野に関する知識と、それらを問題解決に応用できる能力
(d)-(3) 実験等を計画・遂行し、結果を解析し、それを工学的に考察する能力。
(e) 種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
(f) 日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力
(h) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力
関連科目
Associated Courses
機械製図1,2,機械工作法実習1,2,ロボティクス演習
その他,エンジニアリングデザインに関する科目
備考
Remarks