開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械システム工学科
対象学年
Year
4
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義および実習
授業科目名
Course Title
機械科学設計法
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
機械科学トラック全教員、とりまとめ;松本大樹
教員室番号
Office
松本(B207)
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5334(松本)
連絡先(E-mail)
E-mail
h_matsu@mmm.muroran-it.ac.jp(松本)
オフィスアワー
Office Hour
火曜日 16:00〜17:30(松本)
授業のねらい
Learning Objectives
風力エネルギーで走行するバギー車を設計・製作する,という一連の作業をグループプロジェクトとして実施し,実証試験を行って,その結果を発表する.以上の過程を通して創造性と総合の力を養成すると共に,コミニュケーション能力およびプレゼンテーション能力の向上をめざす.
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1)プロペラ設計と出力のシミュレーションができる.
(2)バギー車の過渡振動シミュレーションができる.
(3)設計・製作を通して,リーダーシップと協調性を養成する.
(4)試験結果を整理し,発表することにより,プレゼンテーション能力の向上を図る.
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間) 22.5時間

授業はおよそ以下の目安で進める。日程の詳細は第1回目のガイダンス時に説明する。

(1)ガイダンス(プロペラ設計、バギー車設計の説明)(2週)
(2)概念設計の後、プロペラ出力の計算、バギー車の設計計算を行い、それらの仕様を決定する(3週)
(3)3D CAD設計(3週)
(4)製作(3週)
(5)改良、最終仕上げ(1週)
(6)総合実験(2週)
(7)まとめ(1週)

毎週の宿題として、作業の進行を記録した作業日誌の提出を求めます。
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
「例題で学ぶ 流れの力学」 加藤 宏編 丸善株式会社
# 「模型飛行機(理論と実際)」 森 照茂著 電波実験社版 
# 「機構学」 小川、加藤著 森北出版 
# 「工業力学入門」 伊藤著 森北出版 
# 「基礎から学ぶ材料力学」 臺丸谷、小林著 森北出版
# 「機械振動学」 岩田佳雄,佐伯暢人,小松崎俊彦 数理工学社 定価(2500円 + 税)  
教科書・参考書に関する備考 必要とされる資料は授業中に配布する.
成績評価方法
Grading Guidelines
設計・製作結果(60点満点)、実証試験の結果(20点満点)、作業日誌(20点満点)によって評価し、100点満点中60点以上を合格とする。出席率が授業回数の4/5に満たない学生は不合格となる。不合格の場合は再履修が必要です。
履修上の注意
Please Note
受講生は必ず傷害保険に加入すること。
機械科学演習を受講していることが望ましい。
教員メッセージ
Message from Lecturer
グループで設計・製作・実証実験をしますので、欠席すると仲間に多大な迷惑がかかります。極力欠席しないように努力してください。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
<学科の学習・教育目標との対応>
(C) 工学システムを設計・製作する能力の涵養、
(E)-1 日本語および英語によるコミュニケーション能力と国際性、
(E)-2 グループ意思決定能力
<JABEEの学習・教育目標との関連>
(d)-(2) 機械工学の主要分野のうち各プログラムが重要と考える分野に関する知識と、それらを問題解決に応用できる能力
(d)-(3) 実験等を計画・遂行し、結果を解析し、それを工学的に考察する能力
(e) 種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
(f) 日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力
(h) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力
関連科目
Associated Courses
機構学,機械設計製図IおよびII、材料力学IおよびII、機械力学、流体力学IおよびII、機械科学演習
備考
Remarks