開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科 材料工学コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
実験
授業科目名
Course Title
材料工学実験B
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
岸本 弘立
田湯 善章
教員室番号
Office
岸本:K-212
田湯:K-615
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5615(岸本)
連絡先(E-mail)
E-mail
岸本:hkishi@mmm.muroran-it.ac.jp
田湯:tayu@mmm.muroran-it.ac.jp 
オフィスアワー
Office Hour
岸本:火曜日 10時00分〜12時00分
田湯:木曜日 15時00分〜17時00分
授業のねらい
Learning Objectives
 材料工学の専門科目に関する理解度を高めることを目的として、2〜3年次に開講される科目に関連した事項を実験課題として与える。
 いずれのテーマも、自ら工夫し、実行し、考えなければ達成できないように設定し、卒業研究に取り組む基礎能力の獲得を狙いとする。また、実験を通して得られた事項を、的確に伝えアピールする能力が得られるようにしたい。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1 材料工学に携わる者として当然具備していなければならない安全意識と知識の獲得
2 材料工学研究に共通する装置、手法、原理の習得
3 実験を計画、実行し、結果をまとめる能力の向上
4 実行した内容を他者に伝える能力の向上
授業計画
Course Schedule
総実験時間数(実時間):45時間

第1週
 ガイダンスおよび全体の安全教育を行う。

第2〜13週
 以下の4大テーマをそれぞれ4週ごとにローテーションし、12週間の実験を行う。
 またそれぞれ実験の冒頭に安全教育を行う。
  1 材料試験T(引張試験)
  2 材料試験U(硬さ試験,衝撃試験)
  3 鋳造試験
  4 材料の組織と熱処理

第14〜15週
 各自プレゼンテーション資料を作成し、プレゼンテーションを行う。
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
 
教科書・参考書に関する備考 オリジナルテキストを用いる。
成績評価方法
Grading Guidelines
受講態度、レポート内容等およびプレゼンテーションを評価し、合計100点満点のうち、60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
本科目は物理学実験、化学実験および材料工学実験Aの単位を修得していることが履修条件である。

また、履修に際し以下を注意すること。
 1 全回出席し、すべてのレポートを受理され、プレゼンテーションを行うことが単位修得の最低条件である。
 2 授業中の質問は歓迎。オフィスアワーなどでも質問を適宜受け付ける。
 3 授業日時の変更や緊急時の連絡は授業中またはK157室前の掲示板で通知する。
教員メッセージ
Message from Lecturer
 自分と周囲の安全は技術にかかわる者として最低のマナーであり最大のルールです。服装や立ち振る舞いのひとつひとつに意識し、実験に取り組んでください。良く考え、良く気をつけていなければ、満足な結果は得られません。そのためには実験の過程を正しくノートに記録し、センス良くまとめることが必要です。以上はとても大切なことであり、成績評価方法において受講態度の配点を比較的大きくしてあります。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
 この授業の単位修得は、材料工学コースの学習・教育目標、(D):材料工学の専門能力、(E):デザイン能力、(H):問題発見解決能力、に対応している。

 JABEE基準1(1)の(d)(4):実験の計画・実行およびデータの解析能力、(e):種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、(f):日本語による論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力、(h):与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力、に対応している。
関連科目
Associated Courses
2年次で実施した材料工学実験A(必修)に関連している。
3年次後期に実施する材料工学実験C(必修)に関連している。
備考
Remarks