開講学期 Course Start |
2012年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
ロボット工学 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
花島直彦 |
教員室番号 Office |
B-312 |
連絡先(Tel) Telephone |
来室か E-mail にて連絡すること. |
連絡先(E-mail) |
hanaアットマークmondo.mech.muroran-it.ac.jp アットマークは@に直す. |
オフィスアワー Office Hour |
金曜日 10時25分〜11時55分 |
授業のねらい Learning Objectives |
ロボットはおもに生産現場で用いられてきたが、現在、農林水産、建設、医療福祉、消防・災害救援、サービス、家庭用など様々な分野で利用され始めている。このようなロボットを設計・制御するためには幅広い分野に渡る工学技術が必要となる。ロボット工学はこれらを系統立てた技術、学問体系であり、総合工学である。本講義では、アクチュエータ、計測制御、機構学、運動学、動力学など機械工学に関係の強い領域を中心に学ぶ. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.ロボットの機構,設計,運動学、動力学,制御について説明できる。(理解力、知識力,論理力) 2.ロボットの機構,設計,運動学、動力学について計算ができる。(知識力,論理力) 3.アクチュエータ,センサ,ビジョン,ロボットの知能について説明できる。(理解力、知識力) 4.移動ロボット,歩行ロボット,パーソナルロボットについて概要を説明できる.(理解力、知識力) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間);24時間 第1週目 シラバスの説明、ロボット概説,序章 第2週目 ロボットの設計・製作 第3週目 ロボットの歴史 第4週目 ロボットの機構学 第5週目 ロボットの運動学 第6週目 ロボットの動力学 第7週目 ロボットの制御 第8週目 中間まとめ 第9週目 アクチュエータとセンサ 第10週目 ロボットビジョン 第11週目 ロボットの知能 第12週目 移動ロボットの制御 第13週目 歩行ロボット 第14週目 パーソナルロボット 第15週目 まとめ 第16週目 定期試験 # 毎回,小テストあるいはレポート課題などを課すので自宅学習をすること |
教科書 Required Text |
小松,他「基礎からのロボット工学」日新出版 |
参考書 Required Materials |
大熊繁編著「ロボット制御」オーム社 #増田、小金澤、甲斐著「新しいロボット工学」昭晃堂 # 川崎晴久著「ロボット工学の基礎」森北出版 # John J. Craig著、三浦、下山訳「ロボティクス」共立出版 # 中川、伊藤著「ロボット工学概論 」成山堂書店 # 有本 卓著「ロボットの力学と制御」朝倉書店 # 白井良明編著「ロボット工学」オーム社 # 吉川恒夫著「ロボット制御基礎論」コロナ社 |
教科書・参考書に関する備考 | 他に必要な資料は適宜プリントとして配付する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
定期試験の結果で判定。100点満点で60点以上を合格とする。 100点満点のうち30点を上限に,小テストやレポートの点数を成績に含めることがある. |
履修上の注意 Please Note |
80%以上出席していない者は定期試験の受験資格を失うので注意すること。 再試験は行わない(不合格の場合は再履修)。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
この講義は「ロボット工学教育プログラム」の必須科目となっています.このプログラムの修了生を目指す人はぜひ受講して下さい. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
(1) 学科の学習・教育目標の、(D) 工学専門知識の修得、に対応している。 (2) この授業の単位修得は、JABEE基準1(1)の(d):該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力、(e):種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
この科目の履修にあたっては、機械力学、計測電子工学1,2、制御工学、機械システム設計学などを履修しておくことが望ましい。 今後の関連科目は、ロボティクス設計法、卒業研究I、II(テーマに依存)である。 |
備考 Remarks |