開講学期 Course Start |
2012年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 材料工学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義、演習(グループ学習) |
授業科目名 Course Title |
技術者倫理 (材料工学コース) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
佐々木 眞、河内 邦夫 |
教員室番号 Office |
Y601(佐々木)、K507(河内) |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5655(佐々木)、0143-46-5640(河内) |
連絡先(E-mail) |
sasaki@mmm.muroran-it.ac.jp(佐々木) kkawa@mmm.muroran-it.ac.jp(河内) |
オフィスアワー Office Hour |
月曜15:00〜17:00(佐々木) 金曜 8:30〜11:30(河内) |
授業のねらい Learning Objectives |
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し、倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では、講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 技術者倫理に関する基本的な概念を理解し、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解することができる。(理解力) 2. 多岐の分野におよぶ技術者倫理を継続的に学習し、総合的に技術者倫理を理解することができる。 (継続学習能力) 3.現実的な事例における倫理的な問題をとおして、個人はもとよりグループで協力して問題解決に当たることができる。(問題解決能力) 4.技術者倫理をとおして、分析力、調査力などのスキルを身につけることができる。(分析調査能力) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):24時間 材料工学版 第1週 シラバス説明、技術者倫理イントロダクション A304 4/09 第2週 倫理は怖くない (眞島) A304 4/16 第3週 内部告発 (藤木) A304 4/23 第4週 ヒューマンエラー (佐々木) A304 5/02 第5週 事例研究:機械系 (東野) A304 5/07 第6週 企業倫理 (竹中) A304 5/14 第7週 事例研究:情報系 (板倉) A304 5/21 第8週 ギルベインゴールド(1) (佐々木,河内) N307 5/28 第9週 ギルベインゴールド(2) (佐々木,河内) N307 6/04 第10週 グループ討論 (佐々木,河内,TA) N307 6/11 第11週 グループ討論 (佐々木,河内,TA) N307 6/18 第12週 グループ討論 (佐々木,河内,TA) N307 6/25 第13週 発表会 (佐々木,河内,TA) N307 7/02 第14週 発表会 (佐々木,河内,TA) N307 7/09 第15週 総評 (佐々木,河内,TA) N307 7/23 第16週 定期試験 7/30 ・授業時間内に小テストを実施するので、準備すること。 |
教科書 Required Text |
北海道技術者倫理研究会編 「オムニバス技術者倫理」 共立出版 |
参考書 Required Materials |
・ 札野順著「改定版 技術者倫理」日本放送出版協会 (2400円)# ・ウィットベック「技術倫理 1」みすず書房(2800円)# ・杉本泰治,高木重厚「大学講義 技術者の倫理 入門 第4版」丸善(1700円)# ・中村収三「新版 実践的工学倫理」化学同人(2000円)# ・佐伯昇/杉本泰治「技術倫理 日本の事例から学ぶ」丸善(2000円) |
教科書・参考書に関する備考 |
上記教科書の他、講義中に配布するプリント類も使用します。 上記参考書の他に、本学附属図書館に多数蔵書およびビデオが有ります。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
レポート40%、グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60%以上を合格とする。 単位認定には定期試験の受験が必要である。 |
履修上の注意 Please Note |
・本学科本コースの学生に限る。 ・ インターネット、パソコンの基本技術が必要です。 ・ 履修には出席率(=出席回数/講義回数)80%以上が必要。 ・ 不合格または出席率80%未満の者は来年度以降に再履修とする。 ・ 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 ・ 再試験は行わない。 ・授業風景の音声、映像等を記録することがありますので、ご協力ください。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
・講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。 ・授業は1クラス制(大教室)と3クラス制(中教室)で実施します。毎時間の教室を確認してください。 ・授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 ・見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、機械航空創造系学科材料工学コースの学習・教育目標(B)技術者倫理、に対応している。 JABEE学習・教育目標1(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解(技術者倫理)の達成に寄与する。 |
関連科目 Associated Courses |
フレッシュマンセミナー |
備考 Remarks |
外部講師紹介 ○眞嶋俊造(北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター・准教授) ○竹中章二(東芝・首席技監) |