開講学期 Course Start |
2012年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
機械力学T |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
湯浅友典,松本大樹(とりまとめ) |
教員室番号 Office |
B309(湯浅),B207 |
連絡先(Tel) Telephone |
46-5334 |
連絡先(E-mail) |
yuasa@mmm.muroran-it.ac.jp(湯浅) h_matsu@mmm.muroran-it.ac.jp(松本) |
オフィスアワー Office Hour |
月曜日16:00〜17:00, 火曜日 11:00〜12:00(湯浅) 火曜日 16:00〜17:30(松本) |
授業のねらい Learning Objectives |
機械が動くと,必ず動力学の問題が生じる。機械力学(Dynamics of Machinery)は機械の運動をその原因である力に基づいて明らかにしようとする学問である。本講義では,機械の動力学問題の解明に必要なニュートンの運動法則などの力学的諸法則・諸原理や解析力学の基礎事項を理解するとともに、それらの応用方法を修得することを目的とする。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 力学の基礎が理解できること。 2. 剛体の運動を理解できること。 3. 1自由度系の振動問題を解くことができ、固有振動数の意味を理解できること。 4. 1自由度系の強制振動の特徴を理解できること。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間) 24時間 1. ガイダンス,力の合成,力のモーメント 2. 力の合成,力のモーメント:例題演習 3. 運動の法則, 質点の運動 4. 質点の運動:例題演習 5. 慣性モーメント,剛体の運動方程式 6. 慣性モーメント:例題演習 7. 剛体の運動:例題演習 8. 1自由度無減衰系の振動 9. 1自由度無減衰系の振動:例題演習 10. 各種の1自由度系の自由振動,エネルギー法 11. 1自由度減衰系の自由振動 12. 1自由度減衰系の自由振動:例題演習 13. 対数減衰率,クーロン摩擦のある自由振動 14. 1自由度系の調和外力による強制振動 15. 1自由度系の調和外力による強制振動:例題演習 16. 定期試験 ・小テストを実施する場合があるので各自自己学習しておくこと。 |
教科書 Required Text |
「機械振動学」 岩田佳雄,佐伯暢人,小松崎俊彦 数理工学社 定価(2500円 + 税) |
参考書 Required Materials |
「機械振動」 亘理 厚著 丸善 # 「機械力学」 原 文雄著 裳華房 定価(3500円+税) # 「機械振動学」 末岡淳男,金光陽一,近藤孝広著 朝倉書店 定価(3400円+税) # 「演習機械振動学」 佐藤秀紀,岡部佐規一,岩田佳雄著 サイエンス社 定価(1800円+税) # 「機械工学のための振動・音響学」 鈴木浩平,西田公至,丸山晃市,渡辺 武著 サイエンス社 定価(2300円+税) # 「振動工学 振動の基礎から実用解析入門まで」 藤田勝久著 森北出版 # 「わかりやすく例題で学ぶ機械力学」 太田博,加藤正義 共立出版 (2600円+税) #「振動工学 基礎編」,安田仁彦著,コロナ社(2800円+税) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
試験の成績によって評価する。100点満点中60点以上を合格とする。出席率が実施授業回数の2/3に満たない学生は再履修となる。 |
履修上の注意 Please Note |
・履修要件 解析I,解析II,工業数学,物理学Aを理解していること。 ・不合格者には再試験を行い、100点満点中60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修をすること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
・学科の学習・教育目標との対応 (B)工学基礎力の修得 ・数学および物理学等の自然科学に関する基礎知識を持ち、工学的問題に応用できる ・情報技術を活用しつつ、実験や解析を遂行できる (C)工学専門知識の修得 ・機械工学に関する専門知識を駆使して、工学システムに対する問題を解決できる ・エネルギー・環境、ものづくり、ロボットに関する技術的問題に挑むことができる ・JABEEの学習・教育目標との関連 (c)数学,自然科学および情報技術に関する意識とそれらを応用できる能力 (d)-2 機械工学の主要分野のうち各プログラムが重要と考える分野に関する知識と,それらを問題可決に応用できる能力。 |
関連科目 Associated Courses |
・この科目を必要とする科目 機械力学II 飛行力学 振動・騒音 制御工学 ダイナミックシステム設計学 |
備考 Remarks |