開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
建築社会基盤系学科(建築学コース)
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義及び演習
授業科目名
Course Title
技術者倫理 (建築学コース)
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
溝口光男
教員室番号
Office
D−325
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5205
連絡先(E-mail)
E-mail
mitsuo@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月曜日 12時00分〜12時30分,木曜日 12時00分〜12時30分
授業のねらい
Learning Objectives
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1. 技術者倫理に関する基本的な概念を理解し,技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解することができる。(理解力) 30%
2. 多岐の分野におよぶ技術者倫理を継続的に学習し,総合的に技術者倫理を理解することができる。 (継続学習能力)10%
3.現実的な事例における倫理的な問題をとおして,個人はもとよりグループで協力して問題解決に当たることができる。(問題解決能力) 30%
4.技術者倫理をとおして,分析力、調査力などのスキルを身につけることができる。(分析調査能力) 30%
授業計画
Course Schedule
総授業時間数:24時間
1週目 シラバスの説明、技術者倫理とはなにか
2週目 倫理は怖くない(外部講師 眞嶋先生)
3週目 建築技術者の倫理とは
4週目 技術者の自律
5週目 技術者倫理の解決法 
6週目 企業倫理(外部講師 竹中先生)
7週目 ヒューマンエラー(機械系 河合先生)
8週目 グループ討論(内部告発)
9週目 グループ討論(内部告発)
10週目 発表会(1)(内部告発)
11週目 事例研究(建築系)
12週目 グループ討議
13週目 グループ討論
14週目 発表会(2)
15週目 発表会(2)まとめ
16週目 定期試験
教科書
Required Text
北海道技術者倫理研究会編 「オムニバス技術者倫理」 共立出版
参考書
Required Materials
札野順著「改定版 技術者倫理」日本放送出版協会 (2400円)#
ウィットベック「技術倫理 1」みすず書房(2800円)#
杉本泰治,高木重厚「大学講義 技術者の倫理 入門 第4版」丸善(1700円)#
中村収三「新版 実践的工学倫理」化学同人(2000円)#
佐伯昇/杉本泰治「技術倫理 日本の事例から学ぶ」丸善(2000円)  
教科書・参考書に関する備考 講義中にプリント類を配布する。
本学附属図書館に関連書籍およびビデオが多数有ります。
成績評価方法
Grading Guidelines
レポート40%,グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60%以上を合格とする。 単位認定には定期試験の受験が必要である。
履修上の注意
Please Note
・建築社会基盤系学科建築学コースの学生に限る。
・インターネット、パソコンの基本技術が必要です。
・履修には出席率(=出席回数/授業回数)80%以上が必要。
・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
・再試験は行わない。不合格者は再履修とする。
教員メッセージ
Message from Lecturer
・講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。
・授業は1クラス制(大教室)と2クラス制(中教室)で実施しますので,毎時間の教室の確認をしてください。
・授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業の単位修得は、学科(建築学コース)の学習・教育目標の(B):良識ある人間性,倫理性,福祉への感性と,健全なる心身を形成する,に対応している。
関連科目
Associated Courses
今後の関連科目は,3学年開講の建築法規である。
備考
Remarks
外部講師紹介
 眞嶋俊造(北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター・准教授)
 竹中章二(東芝・首席技監)