開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
全学科
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義形式
授業科目名
Course Title
環境生物学 (2年)
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
岩佐達郎
教員室番号
Office
Y507室
連絡先(Tel)
Telephone
5661
連絡先(E-mail)
E-mail
iwasat@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月曜日9時から10時
授業のねらい
Learning Objectives
地球温暖化、CO2濃度増加、オゾンホールなど環境問題は人類が現在直面している解決すべき極めて困難な課題です。生命は地球誕生後、数十億年にわたって様々な環境に適応し多様な進化を遂げてきました。今日の環境問題を考える時、生命の進化、構造、そして機能について基礎科学的な観点から学ぶことは必須であることを理解してもらいます。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1. 生命進化と地球環境変化の関連について理解する。
2. 細胞・生物についての基礎的知識を習得する。
授業計画
Course Schedule
以下の項目についての講義を行う。

 1.環境生物学で何を学ぶのか
 2.細胞進化と地球環境
 3.オゾンホールの問題
 4.地球温暖化の問題
 5.酸性雨の問題
 6.生命の起源
 7.細胞構造-1
 8.細胞構造-2
 9.細胞構造-3
10.細胞におけるエネルギー生成-1
11.細胞におけるエネルギー生成-2
12.遺伝情報の伝達
13.まとめ
教科書
Required Text
毎回、プリントを教材として配布する。
参考書
Required Materials
・生命と地球の共進化 川上紳一 NHKブックス
・実感する科学(上)地球感動編 廣瀬千秋訳 NTS
 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
中間テスト30%、期末テスト70%で評価します。合計100点満点中60点以上が合格
履修上の注意
Please Note
再試験は必要と思われる時には実施します。
教員メッセージ
Message from Lecturer
工学を学ぶ学生諸君にとって今日的な環境問題を常に考慮していることは大切なことです。環境問題は様々な要因が複雑に絡まっていますが、地史的観点から見れば生物進化が大気環境を含めて大きく関与し、それがフィードバックして生物進化に大きな影響を及ぼしました。ですから、生物学の基礎的理解は地球環境を考える上で必須です。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
JABEE(b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に対する理解、に対応する。
関連科目
Associated Courses
備考
Remarks