開講学期
Course Start
2012年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
<環境と社会>コース
対象学年
Year
2年
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
生活環境科学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
冨士川計吉 (窓口:二宮公太郎)
教員室番号
Office
Q612(窓口・二宮)
連絡先(Tel)
Telephone
0143−46−5822(窓口・二宮)
連絡先(E-mail)
E-mail
ninom@mmm.muroran-it.ac.jp(窓口・二宮)
オフィスアワー
Office Hour
窓口の二宮教員を通して連絡してください。
授業のねらい
Learning Objectives
生活環境の汚染問題に関連する五つの環境理論を紹介。
主要論点;「地球環境には物質的限界がある」「人間生活は環境にリスクを放出する」「物質システムとしての環境のあり方と人間生活のあるべき姿」「生活の文化社会的側面と自然の関わり方」「水俣病の因果関係論」
到達度目標
Outcomes Measured By:
五つの環境理論のそれぞれについて理解目標を定める。
(1)環境限界論; 資源の利用と消費の限界
(2)環境リスク論; 生活から排出される物質的リスクの見極め方
(3)環境システム論; 環境システムの運動法則と社会的欠陥
(4)環境倫理; 自然保護の部分性と全体性
(5)水俣病の科学; 有機水銀により汚染・発病する機構
授業計画
Course Schedule
初回の講義は、講義全般についての概要説明。
第2回目以降の講義でとりあげるテーマの順番は、受講者の関心度を考慮して決定。
例えば、次のような順番があり得る。
第2〜4回 環境限界論 (3回)
第5〜7回 環境リスク論 (3回)
第8〜9回 環境システム論 (2回)
第10〜12回 環境倫理 (3回)
第13〜15回 水俣病の科学 (3回)
この例は、教科書に掲載された順番である。各理論の講義回数はおよそカッコ内の数のとおり。
   総授業時間=24時間
教科書
Required Text
#冨士川計吉 編著「環境と生活」北海印刷(株)
参考書
Required Materials
 
教科書・参考書に関する備考 参考書については、上記教科書に詳しく述べてある。
成績評価方法
Grading Guidelines
定期試験として小論文を課す。小論文を評価して成績とする。
履修上の注意
Please Note
追試験を実施するのに併せて、同時に再試験を行なう。これらによって不合格だった者は、再履修しなければならない。
教員メッセージ
Message from Lecturer
環境科学として扱われる自然科学的諸問題は、その枠を越えて社会科学、人文科学と連携しはじめて解決策を見出す。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。
関連科目
Associated Courses
環境と社会コースの各科目
備考
Remarks