開講学期 Course Start |
2012年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
全学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義形式 |
授業科目名 Course Title |
現代工学の課題 (後半8週) |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
岩佐達郎、長谷川靖、日比野政裕、丸山 博、亀田正人 |
教員室番号 Office |
Q613 |
連絡先(Tel) Telephone |
46-5819 |
連絡先(E-mail) |
kameda@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
木曜日10:25-11:55 |
授業のねらい Learning Objectives |
現代工学はどのような問題を抱えているか。解決すべき課題は何か? 問題をどのようにとらえたら良いのか? 問題を解決するために現代工学は何をしているのか? これらの事項について知り、自らの問題として考えてもらう。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
現代工学の抱える問題にどんなことがあるか。 現代工学は抱える問題をどのように解決しようとしているか? これらについて、事例を挙げて説明し、自分の意見を言えることを目標とする。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):12時間 オムニバス方式で担当を決めて講義を行う。全体のとりまとめは亀田が行う。 項目1:第1−4回(丸山担当):物理学者=武谷三男の「安全性の考え方」と核化学者=高木仁三郎の「市民科学者として生きる」などを通して現代工学の課題を考察する。 項目2:第5回(長谷川担当):科学技術の進歩にともない様々な環境問題がとりあげられるようになり、廃棄物を再利用する「循環型社会の構築」が望まれるようになってきた。講義では事例をとりあげ、その内容について紹介する。 項目3:第6−7回(日比野担当):新しいエネルギーとしての水素エネルギー利用などについて解説する。 項目4:第8回(岩佐担当):現代の科学技術の進歩は我々の生活を豊かにしたが、それと同時に、地球に対して大きな負荷を負わせることにもなっている。これら地球環境を巡る問題に対し、現代工学がどのようにチャレンジし、解決しようとしているかを、事例を挙げて解説する。 |
教科書 Required Text |
|
参考書 Required Materials |
武谷三男『安全性の考え方』(岩波書店, 1967)(丸山担当分) 高木仁三郎『市民科学者として生きる』(岩波書店, 1999 )(丸山担当分) |
教科書・参考書に関する備考 | 教科書は使用しない。プリント等を配布する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
項目毎に、小テスト、またはレポートで評価する。 項目1は50%、項目2、4は各12.5%、項目3は25%として合計し、まとめて100点満点で60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
小テストまたはレポート提出によって、必ず全項目の評価を受けること。不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
これから工学を学ぼうとする諸君が、工学の過去、現在、未来を学び、自分の問題として考え、これからの学習、研究、生活に生かしていくことを期待する。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
JABEE(b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に対する理解、に対応する。 |
関連科目 Associated Courses |
副専門「環境と社会」コースの科目群 |
備考 Remarks |