開講学期 Course Start	2012年度 後期
授業区分 Regular or Intensive	週間授業
対象学科 Department	全学科
対象学年 Year	1
必修・選択 Mandatory or Elective	選択
授業方法 Lecture or Seminar	講義
授業科目名 Course Title	西洋の歴史 (前半8週）
単位数 Number of Credits	1
担当教員 Lecturer	本間 俊行
教員室番号 Office	Q301(非常勤講師控室)
連絡先(Tel) Telephone	0146-46-5848（非常勤講師室）
連絡先(E-mail) E-mail	honma＠let.hokudai.ac.jp
オフィスアワー Office Hour	講義終了後
授業のねらい Learning Objectives	この授業の目的は、古代ギリシア・ローマの「古典古代」の時代から近代まで、西洋の歴史がどのように展開していったのか、その基本的な流れを押さえたうえで、その歴史がほかの地域にどのような影響を与えたのかを理解することです。 「東洋」に生きる我われにとって、「西洋」は異文化の世界です。そこでまずは、西ヨーロッパを中心に、その特有の歴史的発展について説明していきます。しかし、その歴史は同時に、現代の我われの生活や物の考え方に大きな影響を与えてきました。そのため、この西洋の歴史がどのような過程で、またどのような形の「近代」を作り上げ、そして現在の世界に影響を与えてきたのかについて、合わせて説明していきます。
到達度目標 Outcomes Measured By:	（1）西洋の歴史に関する基礎的な知識を習得する（40%） （2）西洋の歴史の展開について理解する（30%） （3）ヨーロッパ「近代」の形成過程と、それが世界に与えた影響について考察する（30%）
授業計画 Course Schedule	総授業時間：45分／60分×2×8＝12時間 週　　　　授業内容等　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1週目　　ガイダンス　 2週目　　「古典古代」　 3週目　　キリスト教ヨーロッパ世界　　　 4週目　　ルネサンス 5週目　　科学革命 6週目　　啓蒙思想 7週目　　自由主義 8週目　　テスト
教科書 Required Text
参考書 Required Materials	近藤和彦編『西洋世界の歴史』山川出版社、1999年 中井義明他『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房、2007年 服部良久他編著『大学で学ぶ西洋史［古代・中世］』ミネルヴァ書房、2006年 小山哲他編著『大学で学ぶ西洋史［近現代史］』ミネルヴァ書房、2011年
教科書・参考書に関する備考	教科書は使用しない。参考書のうち、少なくとも一冊（一組）は通読することが望ましい。 講義の各回に関連する参考書は、必要に応じて講義内で挙げる。
成績評価方法 Grading Guidelines	定期試験、および必要があればレポートを課し、それらを総合的に判断して成績を評価する。形式は講義内で説明する。やむを得ない事情によって試験を欠席した者に対しては､別の課題によって試験に代える。 100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意 Please Note	１．出席が良好でない者には、試験の受験資格を認めない。 ２．授業の変更や緊急時の連絡は、授業中または掲示板で通知する。 ３．再試験は行わない。不合格の場合は再履修とする。 ４．成績評価を含めた重要事項の説明と、それに関する質問等を第1週目に行うので、履修希望者は必ず出席することが望ましい｡ ５．この講義は全7回＋テストで構成される。
教員メッセージ Message from Lecturer	歴史学には、知る楽しみ、そして考える楽しみがあります。この授業を通して、皆さんが歴史を学ぶ楽しさ、大切さ、そして難しさを知ってもらいたいと思います。また、歴史学を通して得た知識や物の考え方からは、身の回りの物事・出来事についても新しい視点でみることができます。これから皆さんが、多くのことを学び、実践していくなかで、歴史的な観点をもつことを望んでいます。
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy	JABEE基準 (a)　地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 (b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解
関連科目 Associated Courses	「市民と公共」コースのヨーロッパ史
備考 Remarks