開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
全学科2年
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
メンタルへルス論
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
三浦 淳
教員室番号
Office
M204
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5855
連絡先(E-mail)
E-mail
junmiura@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
木曜9:00〜11:00
授業のねらい
Learning Objectives
世の中は、メンタルヘルス(こころの健康)を含む健康情報に溢れている。それらの情報の大半は信頼できるものだが、一部、間違い・誤解・偏見もみられる。本講義では、メンタルヘルスに関し、現状で最も正しいと思われる情報を提供する。なぜこころの病気になるのか、正しく理解することにより、病気の予防が可能になる。学生諸君が将来、立派な社会人となり、心身ともに健康に生きていくために、有益な情報を身につけることが本講義のねらいである。
到達度目標
Outcomes Measured By:
@ ライフサイクルにおける、さまざまなメンタルヘルス上の課題を理解する。
A 様々な精神神経疾患について学び、その予防法・治療法を理解する。
B メンタルヘルスの問題を抱える人を理解し、共に生きて行ける社会作りを目指す。
授業計画
Course Schedule
 1週目  メンタルヘルスを勉強する必要性。ライフサイクルにおけるメンタルヘルス上の課題。
 2週目  思春期・青年期に多いメンタルヘルス上の諸問題。ひきこもり、発達障害など。
 3週目  性とメンタルヘルス。
 4週目  文化とメンタルヘルス。
 5週目  薬物依存の理解、治療、社会支援。
 6週目  うつ病の理解、治療、予防法。
 7週目  不安障害の理解と治療、予防法。パニック障害、PTSDなど。
 8週目  睡眠障害の理解と対応(保健管理センター佐々木春喜教授)。
 9週目  自傷行為と自殺の理解、予防法、社会政策。
10週目  種々の認知症の理解、診断法、治療、予防法。
11週目  統合失調症の理解、触法精神病に対する社会政策について。
12週目  性格傾向と精神疾患との関連。
13週目  精神科・心療内科で使用される薬物について(サプリメントを含む)。
14週目  非薬物療法(光療法、運動療法、精神療法、温泉療法、他)。
15週目  アンケートにより講義内容を決定。
教科書
Required Text
なし。各回とも資料を配布します。
参考書
Required Materials
1) 藤本修,藤井久和.メンタルヘルス入門第3版.創元社,2008,大阪. 
教科書・参考書に関する備考 特になし。
成績評価方法
Grading Guidelines
試験70点満点、平常点30点。60点以上で合格。平常点は、講義中に行うミニテストやアンケートによって評定します。
履修上の注意
Please Note
特になし。
教員メッセージ
Message from Lecturer
メンタルヘルスの問題は、自分自身または周囲の人が経験する可能性が非常に高いものです。メンタルヘルスを正しく理解することは、自分や家族が健康に暮らしていくために必要な知識です。さらに、就職した後、健全な職場環境を整備するためにも役に立つと思います。。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
基準1-(1)-(g)自主的、継続的に学習できる能力。
総授業時間1回1.5時間、全16回(定期試験含)、計24時間。
関連科目
Associated Courses
医の科学。
備考
Remarks
なし