開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
全学科
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
現代民主主義論
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
教員室番号
Office
Q301
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5848
緊急の用事がある場合には、窓口教員(丸山: 5817)まで、ご連絡ください。
連絡先(E-mail)
E-mail
t-watabe@city.muroran.hokkaido.jp
オフィスアワー
Office Hour
毎週金曜日授業の前後。
授業のねらい
Learning Objectives
現代民主主義の理念の上に立って、その実践形態である地方自治や、理念の発現形態である「法の支配」による法制度等について、皆さんの知りたいこと、役立つことなどについて、国・市の行政経験や商工会議所の実務経験を交え情報提供したい。
到達度目標
Outcomes Measured By:
 以下の項目に関する基本的考え方・知識の習得。
(1)民主主義概論 
  @民主主義の概念と歴史
  A民主主義を支える仕組み
  B世界の政治制度
  C日本の政治制度(憲法の理念・概要)
(2)民主主義の実践形態である地方自治 
  @地方自治の変遷・仕組み
  A自治体の政策展開
  B最近の動向
(3)室蘭市の状況
  @室蘭市役所の組織・仕事
  A室蘭市内のまちづくり活動
B室蘭地域の概要・特徴
  C国、商工会議所の仕事との比較(実務経験談)
(4)民主主義の発現形態である法制度(法の支配)
  ◎法律(法学概論、行政法、民法、会社法 ほか)
  ◎経済(日銀・金融機関の仕事、バブル経済・日本経済、円高・円安、経済指標の見方、ミクロ・マクロ経済他)
  ◎会計(公会計改革、公益法人会計、企業会計)
授業計画
Course Schedule
 授業計画は概ね以下のとおりだが、一部変更する場合もある。
1 ガイダンス
2 民主主義の概念と歴史
3 民主主義を支える仕組み
4 世界の政治制度
5 日本の政治制度(憲法の理念・概要)
6 民主主義の実践形態である地方自治(地方自治の変遷・仕組み)  
7 民主主義の実践形態である地方自治(住民の権利、議会・長)   
8 民主主義の実践形態である地方自治(自治体の政策展開、最近の動向)
9 室蘭市役所の組織・仕事(都市計画、室蘭市の職員採用状況) 特別講師:室蘭市都市建設部、総務部職員
10 室蘭市の政策、財政制度、行財政改革、広域行政、産業政策など 特別講師:室蘭市企画財政部職員
11 国(白鳥大橋・風力発電)、室工大と商工会議所との共同研究「商業近代化計画」、室蘭の経済・就職状況 特別講師:室蘭商工会議所職員
12 民主主義の発現形態である法制度−法の支配T(法学概論・法体系、行政法・地方自治法の概要)
13 民主主義の発現形態である法制度−法の支配U(民法、会社法、経済、公会計・企業会計の概要)
14 まとめ
15 期末試験
総授業時間数(実時間): 45分/60分×2×15回=22.5時間
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
適宜、授業中に紹介する。 
教科書・参考書に関する備考 必要な情報・教材は、適宜プリントとして配布する。
成績評価方法
Grading Guidelines
期末試験と授業中を含むリポートの得点で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
不合格者は再履修とする。
教員メッセージ
Message from Lecturer
皆さんの今後の学習や仕事に役立つよう、実務経験(国・市・商工会議所)を交えて、種々の知識や情報を提供したい。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
JABEE(a)地球的視野から多面的に物事を考える能力とその素養。
関連科目
Associated Courses
日本の憲法、現代社会会A・B、平和と憲法、基本的人権論、地方自治論、ゼミナール「市民と公共」A
備考
Remarks