開講学期 Course Start |
2012年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
応用理化学系専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義及び課題学習 |
授業科目名 Course Title |
生体高分子学特論 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
岡本 洋 |
教員室番号 Office |
Y305 |
連絡先(Tel) Telephone |
46-5740 |
連絡先(E-mail) |
yoh(アットマーク)mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
(金)15:00-17:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
未知のタンパク質や遺伝子など生体高分子化合物の構造と機能が、プロテオミクスやゲノミクスと呼ばれる新しい研究手法の発展に伴い急速に明らかにされている。この授業では,生体高分子の構造と機能の相関を理解し、新しい分析手法の基本原理と、得られた知識が創薬、環境などの分野で役立つことを学ぶ。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. タンパク質及び遺伝子など生体高分子の構造と機能について基本概念と用語の意味を理解している。 2. 生体高分子相互作用に基づく機能発現と反応場としての細胞膜やオルガネラの役割を理解している。 3. これら構造機能解析手法の原理と実際を知り、未知のタンパク質の構造と機能への応用例を知る。 4. 生物科学の二次情報誌に掲載される総説の大要を読みとり、関連する文献調査(インターネット、図書館)を実施できる。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間)24時間 第1週 講義の進め方についてシラバスの説明を行う。 第1回の講義では教科書第1章「生命の始まりは細胞である」の内容をもとに基礎知識の確認を行う。 次回以降も同様に、講義とその内容について議論を行い理解を深める。 第2週 第2章「化学的基礎」 第3週 第3章「タンパク質の構造と機能」前半 第4週 第3章「タンパク質の構造と機能」後半 第5週 以下の講義内容を取り上げ,学部教育で立ち入る機会が少ないけれども、, 細胞機能の基本となる事象について学習する。受講生の関心と理解に 対応して、以下の各章に記載の生物的構造と機能の発現について解説 し、考察する。 第5章「生体膜の構造と機能」, 第6章「細胞の組織への統合」, 第19章「ミクロフィラメントと中間径フィラメント」 第20章「微小管」 などを予定している。 |
教科書 Required Text |
分子細胞生物学 第5版 (東京化学同人)付属図書館蔵書 定価7600円 |
参考書 Required Materials |
基礎知識の確認のために# 分子細胞生物学 第5版 (東京化学同人)付属図書館蔵書# 細胞の分子生物学 第4版 (ニュートンプレス)付属図書館蔵書# Molecular Biology of THE CELL Fifth Edition Garland Science# ストライヤー「生化学」 (東京化学同人)付属図書館蔵書# ヴォート「生化学」上・下 (東京化学同人)付属図書館蔵書# 用語の理解のために# 生化学辞典 (東京化学同人)付属図書館蔵書# 理化学辞典 (岩波書店)付属図書館蔵書# 実験法の具体的内容を知るために# 続および新生化学実験講座 (東京化学同人)付属図書館蔵書# Methods in Enzymology (Academic Press) 付属図書館蔵書# |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
講義で取り上げなかった章を中心にレポート課題の章を指定する。成績は講義での質疑応答内容及びレポートの内容で評価し、60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
無断欠席はしないでください。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義内容についての質問は気軽に教員室を訪ねてください。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この科目は、応用化学科の教育目標、B−3(専門的知識-生物)の達成に寄与する。 |
関連科目 Associated Courses |
遺伝子工学特論、応用機器分析特論、生体分子解析学特論, 蛋白質化学特論 |
備考 Remarks |