開講学期 Course Start	2012年度 後期
授業区分 Regular or Intensive	週間授業
対象学科 Department	機械創造工学系専攻
対象学年 Year	1
必修・選択 Mandatory or Elective	選択
授業方法 Lecture or Seminar	講義
授業科目名 Course Title	材料の劣化とその防止
単位数 Number of Credits	1
担当教員 Lecturer	世利修美
教員室番号 Office	B212
連絡先(Tel) Telephone	0143-46-5365
連絡先(E-mail) E-mail	seri＠mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー Office Hour	水曜日13:00〜15:00
授業のねらい Learning Objectives	ものが劣化するメカニズムについて基礎的な概念を復習し，本講では数理的な解析について講義する．材料としてアルミニウム合金を取り上げます。材料劣化に起因する事故解明や合金開発におけるトピックを事例として、金属材料の使い方を基礎的に講義します.
到達度目標 Outcomes Measured By:	材料劣化の解析ができる。耐食材料の研究開発ができる。
授業計画 Course Schedule	(1)金属材料における基礎事項の復習 ：3時間 (2)物質変化における基礎事項の復習 ：3時間 (3)材料の機械的性質と化学的特性 ：3時間 (4)アルミニウム合金 ：9時間 　高力アルミニウム合金の強度 　耐食アルミニウム合金設計 (5)腐食現象の解析と防食技術 ：9時間 (6)材料劣化事故の解析：3時間 なお、上記時間は授業の進行具合により変動する。 　（総授業時間数：１５週２２．５時間）
教科書 Required Text	世利修美：「金属材料の腐食と防食の基礎」、成山堂書店(2006)
参考書 Required Materials	1)ASM　International「Netals　Handbook 9th edition vol.13」(1987):付属図書館蔵 # (2)Shreir「Corrosion I，II」Butterworth：付属図書館蔵 # (3)S.Michael「Materials Science and Technology (vol.19 of series)」 WILEY-VCH (2000/5）#
教科書・参考書に関する備考	その他必要な教材・資料は授業中に配布する．
成績評価方法 Grading Guidelines	出席と毎回のレポートで評価する。
履修上の注意 Please Note	７０％以上出席していない者は受験資格を失うので注意すること．
教員メッセージ Message from Lecturer	これからは「作る時代」から[使う時代」に移行します。ものを大事にすることやその方法は環境問題からも強く求められています。材料の長寿命化と安全の知識はこれからの技術者にとって不可欠になるものと思われます。
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy	JABEEt対応は、機械分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力に関連する。
関連科目 Associated Courses	共通科目の物理、数学、化学および機械材料学を履修しておくことが望ましい。
備考 Remarks