開講学期
Course Start
2012年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
航空宇宙システム専攻
対象学年
Year
修士1年
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
航空宇宙誘導制御工学特論
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
上羽 正純
教員室番号
Office
B202
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5346
連絡先(E-mail)
E-mail
ueba@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
毎週火曜日 13時〜15時
授業のねらい
Learning Objectives
航空機、ロケット及び衛星は目的とする飛行を達成するためには、航法、誘導、制御が必須である。本授業においては、基礎となるそれらの技術と実際に用いられている誘導・制御理論を紹介し、航空宇宙システムの工学的素養の習得を目指す。
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1) 運動方程式から状態方程式への変換ができること。
(2)カルマンンフィルター、最適レギュレーターの原理を理解し、数式で記述できること。
(3) 航法の基本原理及びそれを用いる誘導方式を理解し、説明できること。
(4) 航空機で使用される制御系を理解し、説明できること。
(5) 打上げロケットで使用される誘導制御系を理解し、説明できること。
(6) 衛星特有の制御系構成を理解し、説明できること。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数:12時間(6月7日より8週)
第1週 序論
第2週 状態方程式
第3週 最適制御理論
第4週 推定理論
第5週 航法と誘導
第6週 航空機の制御
第7週 ロケットの制御
第8週 衛星の制御
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
室津義定、「宇宙工学の基礎T- 宇宙航行力学 -」、共立出版
#富田信之、「宇宙システム入門」、東京大学出版
#岩崎信夫、「宇宙工学概論」、丸善プラネット
#大坪 孔治他、「宇宙開発と設計技術」、大河出版
#木田、小松、川口、「人工衛星と宇宙探査機」、コロナ社
#多摩川精機兜メ、「ジャイロ活用技術入門」、工業調査会 
教科書・参考書に関する備考 自作資料を必要に応じて配布
成績評価方法
Grading Guidelines
定期試験により評価する。100点中、60点以上を合格とする。
到達度目標記載の内容に対応して、数式問題及び基本原理・しくみについて説明を求める文章問題を予定。
履修上の注意
Please Note
不合格者は、次年度再履修のこと。
教員メッセージ
Message from Lecturer
航空宇宙機の制御システムに関する工学的知識習得には必須の授業である。
なお、本授業は、対象となる大学院生が、学部で同種の航法・誘導・制御に関する授業が開講されていなかったことを考慮して、基本的な内容から始める。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
航空宇宙システム工学分野に必要な基礎となる知識の習得を目指している。
関連科目
Associated Courses
備考
Remarks