開講学期 Course Start |
2012年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
応用理化学系専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
拡散工学特論 (応理) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
藤本敏行 |
教員室番号 Office |
H307 |
連絡先(Tel) Telephone |
46-5760 |
連絡先(E-mail) |
fjmt(at)mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
火、水 11:55-12:45 オフィスアワーは変更されることもあるので、学科のウェブサイトや教員室前の掲示を確認してください。 |
授業のねらい Learning Objectives |
化学装置設計や化学プロセスの最適化において、各種移動現象の把握と制御が必要となる。本授業では、学部で修得した移動現象の基礎知識の上に、より複雑な装置内移動現象に関する理解を深める。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
・化学工業プロセスにおける移動現象の重要性を理解する。 ・移動現象を支配する基礎式(支配方程式)の導出過程を習得し、その意味を理解する。 ・様々な化学装置内で見られる複雑な移動現象の本質を理解する。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間): 22.5時間 1.移動現象を支配する基礎式(支配方程式)について説明する。 2.適切な仮定・境界条件の下で支配方程式を解く。 また、これに関して数値解析について解説する。 3.無次元数を導出し、本質を理解する。 4.無次元数・無次元相関式の物理的意味を習得し,スケールアップ手法を習得する。 5.化学装置設計の設計・操作について述べ,また最近の移動現象過程が関連した話題 について述べる。 |
教科書 Required Text |
プリントを配布する。 |
参考書 Required Materials |
Transport Phenomena (2nd ed.), R.B.Bird et al. Wiley (2002) Transport Phenomena, R.B.Bird et al. Wiley (1960) Boundary-Layer Theory, H. Schlichting, McGraw-Hill (1979) Hydrodynamics, H. Lamb, Cambridge Univ. Press. (1932) Turbulence, J. O. Hinze, McGraw-Hill (1959) Conduction of Heat in Solids, H. S. Carslaw, Oxford Univ. Press. (1959) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
レポートにより評価する. |
履修上の注意 Please Note |
移動論を習得していることが望ましい。 出席が授業実施回数の2/3に満たない場合は、評価を行わないので注意すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
身近なところに様々な物理と化学が隠れています。 なぜ蛍光灯は省エネか?マンガン電池の電圧はなぜ1.5Vか?ブレーキディスクが熱くなるのはなぜか? 空が青いのはなぜ?夕焼けはなぜ赤いの? なぜ?と思うことが良いエンジニアになれる資質であると私は考えます。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
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関連科目 Associated Courses |
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備考 Remarks |