開講学期 Course Start |
2011年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 情報通信システム工学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
情報符号理論 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
長谷川弘治 |
教員室番号 Office |
Y403 |
連絡先(Tel) Telephone |
電話での連絡はせず,講義の前後あるいはオフィスアワーを利用してください. |
連絡先(E-mail) |
khasegaw @ mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
木曜日5,6時限 金曜日昼休み |
授業のねらい Learning Objectives |
シャノンの情報理論を学ぶ。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
以下の項目が、具体的な例を示しながら説明できる。 1.情報量(25%) 2.情報源符号化(25%) 3.通信路符号化(30%) 4.線形符号(20%) |
授業計画 Course Schedule |
24時間(90分×16回=24) 1週 シラバスの説明,情報理論の概要 2週 確率論(pp.9-22) 3週 情報量とエントロピー(pp.24-32) 4週 情報源のモデル( p.20,21,33,34) 5週 情報源符号化(pp.36-40) 6週 クラフトの不等式,情報源符号化定理(pp.41-48) 7週 シャノン・ファノ符号,ハフマン符号(pp.49-61) 8週 中間試験 9週 試験の返却と解答,ここまでのまとめ 10週 通信路容量1(デジタルpp.62−68) 11周 通信路容量2(例題とアナログpp.68−71) 12週 通信路符号化(pp.72−80) 13週 離散信号の誤り検出法(pp.81−88) 14週 線形符号(pp.89−95) 15週 定期試験 16週 試験解答と講義のまとめ |
教科書 Required Text |
内匠逸編著「情報理論」オーム社 2,300円(税別) |
参考書 Required Materials |
今井秀樹著,「情報・符号・暗号の理論」,コロナ社(3500円+税)# 平田廣則著「情報理論のエッセンス」昭晃堂 2,700円(税別) 稲井寛著「はじめての情報理論」 森北出版 2,400円 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
中間試験(40%)と定期試験(40%)ならびに2回の課題(各10%)で評価し、100点満点中60点を合格とする.再試験は行わない. 達成度目標は、項目1,2は、中間試験と課題において、説明問題ならびに計算問題を出題し、達成度を評価する。項目3,4は、定期試験と課題において、計算問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
不合格者は、再履修となる。 授業計画ならびに成績評価方法に変更がある場合には,講義中に連絡する。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
情報理論は通信工学の基礎科目であり,通信を主に学ぶ課程では必須の科目です. 考え方を身につけてください. この科目を学ぶと情報の表現に使用される符号化など の基礎が理解ができます.ただし, 通信工学では,初等的な確率の知識が必須ですから, この科目も高校程度の確率の知識は必要です. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
学科学習目標の (B):電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する に付随的に関与する。 |
関連科目 Associated Courses |
電子回路I,電子回路II,通信工学、通信網工学 |
備考 Remarks |