開講学期
Course Start
2011年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
応用理化学系学科
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
超伝導 (前半8週)
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
桃野 直樹
教員室番号
Office
Q206
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5656
連絡先(E-mail)
E-mail
mom@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
金曜日 16:00 〜 19:00
授業のねらい
Learning Objectives
超伝導の基本的な実験事実に関して正確な知識を得ること。
電磁気学や量子力学,統計熱力学に基づいて超伝導の基本を理解すること。
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1)超伝導現象について基本的な実験事実を正確に述べることができる。(知識力)
(2)超伝導のミクロな理論の概念や考え方の基本を理解できる。(理解力)
(3)超伝導の典型的な応用例について定性的な説明ができる。(応用力)
授業計画
Course Schedule
総授業時間数 (実時間); 12時間
○ シラバスの説明、超伝導の歴史
  超伝導物質、臨界温度
○ 超伝導の基本的性質
  抵抗ゼロ
  完全反磁性
  磁束の侵入
  臨界磁場
  臨界電流
○ 第一種超伝導体
○ 第二種超伝導体
○ 超伝導の応用例
  電磁推進船
  磁気浮上リニアモーターカー
  超伝導量子干渉計  
○ 超伝導のミクロな理論
○ まとめ
教科書
Required Text
なし
参考書
Required Materials
ローズ-インネス、ロディリック著 (島本 進、安河内 昴 訳)
  「超電導入門」 産業図書出版 定価(3500円)(図書館所蔵)#
長岡洋介著
  「低温・超伝導・高温超伝導」 丸善(パリティブックス) 定価(1300円+税)(図書館所蔵)#
村上雅人著
  「はじめてナットク超伝導」  講談社ブルーバックス  定価(980円+税)(図書館所蔵)# 
教科書・参考書に関する備考 なし
成績評価方法
Grading Guidelines
レポート課題によって評価する。
100点満点中60点以上が合格である。
履修上の注意
Please Note
(1) 80%以上の出席が必要。
(2) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。
(3) 不合格者は再履修しなければならない。
教員メッセージ
Message from Lecturer
■ レポートを課す予定である。レポ−トは見やすい文字や書き方を心がけること。
■ 超伝導を理解するために,質問や関連科目の復習など,積極的な受講態度を望みます。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
「応用物理コース」: コース学習目標
F.材料物性を含む応用物理分野の専門知識を修得し、
  これを自ら取り組む課題に応用できる能力を身に付ける。

「応用物理コース」: JABEE基準
 1(1)の(d)-(2a) : 専門分野の専門能力、に対応する。
 また、応用物理コースの学習・教育目標の
 (F):応用物理専門能力、に対応する。
関連科目
Associated Courses
この科目は、熱力学,電磁気学(or 基礎物理B),量子論(量子力学),統計熱力学
に関連している。
備考
Remarks