開講学期
Course Start
2011年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
応用理化学系学科 応用物理コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
レーザー工学 (前半8週)
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
矢野隆治
教員室番号
Office
K-311
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5613
連絡先(E-mail)
E-mail
ryie1@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日 14:00〜15:00
授業のねらい
Learning Objectives
レーザーは工学のあらゆる分野で使われており、次々と新しい応用分野が開発されつつある。本講義科目では、レーザーの基本となる誘導吸収、誘導放出について、半古典論の立場から式の導出を行い、現象の理解をする。また、レーザー発振に関する基礎事項を学ぶ。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.誘導放出と誘導吸収の違いを知る.(知識力)
2.レーザー発振の原理と基礎事項を理解する.(理解力)
3.誘導放出・誘導吸収の係数の導出を通じて、摂動論による計算ができるようになる。(計算力)
授業計画
Course Schedule
:総授業時間数(実時間);12時間 
1週目    シラバスの説明,
吸収と放出のEinstein係数、プランクの熱輻射式
2,3週目   マクスウェル方程式の復習
古典力学のラグランジアン、ハミルトニアンの復習
4,5週目   摂動計算と誘導放出と誘導吸収の係数の導出光
6,7週目   密度行列、電気感受率 、レーザー概論
8週目    試験

講義時間 1.5時間/週x8週=12時間
教科書
Required Text
なし
参考書
Required Materials
A.Yariv著  「光エレクトロニクスの基礎」  丸善 (図書館に所蔵あり) #
G. R. Fowler, Introduction to Modern Optics #
松岡正浩 量子光学 裳華房#
 
教科書・参考書に関する備考 なし
成績評価方法
Grading Guidelines
定期試験の成績で評価し,100点満点の60点以上を合格とする.
履修上の注意
Please Note
再試験は行わない.不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
レーザーに関係が深い、誘導吸収および誘導放出を、半古典論的な観点から理解することを目指します。
計算方法にも触れるので、興味のある人は受講して下さい.
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業の単位修得は、応用物理コースの教育目標の(2)専門能力に対応している。また、応用物理コースJABEE基準1(d)-2(a)に対応している。
関連科目
Associated Courses
この科目の履修にあたっては,3年前期開講の応用光学を履修しておくことが望ましい.
備考
Remarks
なし