開講学期 Course Start |
2011年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
隔週偶数 |
対象学科 Department |
応用理化学系学科 |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
実験 |
授業科目名 Course Title |
生物工学実験 (バイオコース) |
単位数 Number of Credits |
1.5 |
担当教員 Lecturer |
徳樂清孝 |
教員室番号 Office |
U210 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5721 |
連絡先(E-mail) |
tokuraku@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
毎週木曜日13時〜17時 |
授業のねらい Learning Objectives |
酵素工学実験、環境工学実験、微生物工学実験、遺伝子工学実験と生物工学に関連した基礎実験に幅広く取り組むことで、生物工学に関する基本的技術を修得し、またその基本原理の理解を図る。さらに、実験に取り組みその成果を報告書にまとめる過程を通して、継続的に学習する能力、情報検索能力、論理的思考力とコミュニケーション能力、実際的な応用能力を身につける。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
(1) 実験内容を理解し、その原理を説明できる(20%)。 (2) 実験で使用する装置や器具について理解し、これらを使用してデータを取得できる(20%)。 (3) データを論理的に解釈し、結論を導きだすことができる(20%)。 (4) 必要な科学情報を入手し、その情報と実験結果を元に考察することができる(20%)。 (5) 実験に真摯に取り組み、他の学生と協力しながら、実験を遂行できる(20%)。 バイオシステムコースおよび応用化学コースの学習目標B、Cは(1)〜(4)で、Eは(4)で、Fは(3)、(4)で、Gは(4)、(5)で達成する。 なお、(1)〜(4)はレポートの点数で、(5)は実験態度の点数で評価する。 |
授業計画 Course Schedule |
授業の総実時間数:36 時間 第1週に実験書作成、実験概要説明、安全教育、レポート提出法等のオリエンテーションを行ない、2回目以降に以下の実験を行なう。 第1回実験:酵素工学実験 〜キモシンの温度依存性と牛乳の凝固〜 第2回実験:環境工学実験 〜希釈平板法による生菌数計測〜 第3回実験:微生物工学実験T 〜固定化酵母の作成とエタノール発酵〜 第4回実験:微生物工学実験U 〜Somogyi-Nelson法によるグルコースの定量〜 第5回実験:微生物工学実験V 〜アルコールデヒドロゲナーゼを用いたエタノールの定量〜 第6回実験:遺伝子工学実験 〜遺伝子組換え大腸菌によるGFPとβ―ガラクトシダーゼの発現〜 |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
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教科書・参考書に関する備考 | 第1週のオリエンテーションの際に実験書を配布する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
実験説明会、アンケートの日を含めて全ての日程に出席し、全てのレポートを提出することを単位修得の必須条件とする。レポートはレポート作成日にTAから口頭試問を含むチェックを受け、それに合格したものだけを最終提出することができる。成績は実験態度を20%、レポート評価を80%として、実験毎に採点し、その平均点を最終評価とする。最終評価は100点満点とし、60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
生物学実験の特性上、サンプリングや実験結果の記録等を時間割の予定時間以外のところでも行う場合がある。実際にはこれらにかかる時間は短時間(10分程度)であるため、他の授業等には支障をきたさない予定ではあるが、もし都合の悪い場合は事前に担当教員と相談すること。 やむを得ない事情で欠席する場合は、すみやかに担当教員に連絡した上、学生便覧に従ってその事情を証明できる書類を添付した欠席届を教務グループ教務ユニットに提出すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
十分に予習し、集中して実験に取り組み、レポートをしっかりとまとめあげることで、座学では身につけられない実務に必要な様々な能力を身につけることができます。真剣に取り組み、将来の糧としてください。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この科目は応用化学科の教育目標 B:専門的知識−生物工学 C:継続的学習 E:情報検索 F:論理的思考力とコミュニケーション能力 G:実際的な応用能力 の達成に寄与する。 |
関連科目 Associated Courses |
2年後期「生化学B」、3年前期 「微生物科学」、3年前期「遺伝子工学」、3年後期 「微生物工学」、3年後期 「環境生物工学」 |
備考 Remarks |